「永遠の武士道」研究所所長 多久善郎ブログ

著書『先哲に学ぶ行動哲学』『永遠の武士道』『維新のこころ』並びに武士道、陽明学、明治維新史、人物論及び最近の論策を紹介。

「良知」の言葉第10回「精金の精たる所以は、但だその成色足って銅鉛の雑なきを以てなるがごとき」

2023-07-14 23:10:46 | 「良知」の言葉
第10回(令和5年7月14日) 「精金の精たる所以は、但だその成色足って銅鉛の雑なきを以てなるがごとき」 (『伝習録』上巻100) 「聖人の聖たる所以は、只だこれその心天理に純にして人欲の雑なきのみ。猶ほ精金の精たる所以は、但だその成色足って銅鉛の雑なきを以てなるがごときなり。」(聖人が聖人と呼ばれるのは、その心が天理に純一で人欲が混じっていない事による。それは、純金が純金として貴ばれるのは、そ . . . 本文を読む