「良知」の言葉第10回「精金の精たる所以は、但だその成色足って銅鉛の雑なきを以てなるがごとき」 2023-07-14 23:10:46 | 「良知」の言葉 第10回(令和5年7月14日) 「精金の精たる所以は、但だその成色足って銅鉛の雑なきを以てなるがごとき」 (『伝習録』上巻100) 「聖人の聖たる所以は、只だこれその心天理に純にして人欲の雑なきのみ。猶ほ精金の精たる所以は、但だその成色足って銅鉛の雑なきを以てなるがごときなり。」(聖人が聖人と呼ばれるのは、その心が天理に純一で人欲が混じっていない事による。それは、純金が純金として貴ばれるのは、そ . . . 本文を読む