ケイシロウとトークアバウト

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ドアを開けて中に入ると------😢

2022-05-20 18:51:00 | 日記




マリコという20代オンナが、
夫カネオの転勤に伴って、
とある住宅街に引っ越して来た。

マリコは非常に内気な性格やから、
この地の人間関係に悩んだ。
カネオに相談しても、
仕事が忙しいとスルーされる。
また、
カネオは早く出勤して遅く帰ってくるので、
マリコは驚天動地に寂しい日々を送った。
おまけに、
30代オンナにしてこの地のボスであるミドリが意地悪く、
「回覧板は必ず相手に手渡さないと許しませんよ!」と言って来るんやった。

ある日、
ミドリが、
近所の取り巻き主婦連中とダベっていたので、
マリコが挨拶して、
「ナンのお話し?」と問うと、
ミドリは意地悪く、
「あなたがきちんと相手に回覧板を手渡すかどうかトーキングいたしておりましたのよ」と言った。
マリコは悲しくなって、
そのまま帰宅した。

そんなある日、
回覧板がマリコのところに回って来た。
すぐに回覧板を、
次の相手であるミドリに手渡さないといけない。
けど、
平日の昼間に、
ミドリは家に居るんやろうか🤔と訝りつつ、
マリコはミドリの家に来た。

インターホン鳴らしたけど、
返事無し!
改めて出直そうとしたが、
日頃から、
回覧板でからかわれていたので、
そのまま帰るのも気が引けた。

それで、
マリコ自身もわからないまま、
どういう訳か、
ドアノブをひねってみた。
ドアが開いた。
マリコは中に入り、
「回覧板お願いします❗️」と叫んだが、
返答は無かった。

マリコは玄関で靴を脱いで、
「回覧板お願いします❗️」と叫びながら、 
勝手に上がった。

一方、
寝室では、
コトもあろうに、
ミドリはカネオとにゃんにゃんゴトをしていた。
そこに、
寝室のドアが開き、
「回覧板お願いします❗️」という声とともにマリコが入って来た。
ミドリとカネオは絶叫した😱😱❗️❗️

寝室の光景を愕然と眺めていたマリコに、
ミドリはガチギレして、
「ナンなのよ❗️あんた😡勝手に上がり込んで❗️」と怒鳴った!
マリコは悲しそうに、
「あたしは回覧板を届けに来ただけです」と言った。
ミドリは更にキレて、
「回覧板持ってきたというだけで、人の寝室を勝手に開けていいって言うの⁉️」と怒鳴ると、
マリコは、
「あなたこそ私の夫と寝てて、このままでは済みませんからね!極刑を求刑いたします❗️」と声を荒げた!
ミドリは悲鳴を上げた!
カネオは泣きそうに、
「マリコ、話し合おう😢」と言ったが、
マリコはスマホを出して画像を撮った。
そして二人に、
「あなた方には黙秘権があります。供述は、あなた方に不利な証拠として用いられることもございます。けど、あなた方には弁護士の立会いを求める権利がございます。もしあなた方で弁護士に依頼する経済力がなければ、公選弁護人を付けてもらえる権利もございます」と言って、
立ち去った。

この日を境に、
ミドリは近所の目を気にして、
夜中に風呂敷を被って、
出歩くようになった。
そしてカネオは、
カトリック教徒にも関わらず、
四国八十八箇所巡礼へと旅立った🙏