
俺のおばはんの花壇に枯れ葉剤を撒いた、
初老のDQN太郎(2019年10月13日記事「いったいこの世の何者が😡」詳述)が、
行きつけのスーパーで、
半額シールが貼られた梅の安おにぎりを買った。
そして、
このおにぎりを食った際、
梅干しの種の先が頬に強く当たったので、
翌々日に、
その部分が口内炎になった。
DQN太郎は、
バンドエイド🩹を口内炎に貼り付けたが効果がなかった(当たり前😛)。
あまりの悔しさにDQN太郎は弟のDQN二郎に相談した。
DQN二郎は、
しめ縄の巻かれたノート型パソコンを持って来て、
『報の清心』という、
怪しげな法律事務所の動画を見せた。
動画の中には、
小太りの、
マグナカルタ21と称する中年男が、
以下のように挨拶していた。
「私は『報の清心』取り締まり役にして平社員のマグナカルタ21という者です(本人だけしかいない法律事務所らしい)。私は六法全書は元より、ハムラビ法典から十七条の憲法や武家諸法度に至るまで精通した知識から、あらゆる法廷闘争にあって未だに負けたことがございません。だから依頼人への弁護料もまけたことがございません。その代わり、『報の清心』と私マグナカルタ21にご依頼いただけば、どんな訴えも満足行く結果をもたらすことでしょう」
そして、
この怪しさ100%の挨拶動画をそのまま信じたDQN太郎は、
スーパーでの、
梅おにぎりの種による口内炎の件を依頼するカタチになった。
マグナカルタ21は、
早速、
事件の発端となったスーパーに訪れ、
白髪👨🦳のオーナーとの談話となった。
マグナカルタ21はオーナーに、
「私の依頼人はオン店の梅干しおにぎりによる口内炎を通し、オン店に傷害罪の訴えを起こされました。オン店に黙秘権を説明する前に、中華料理『もくもく軒』との違いから説明いたさなければなりません」と語ると、
オーナーは深々とお辞儀して、
「今回は当店の梅おにぎりが大変ご依頼主さまにご迷惑をおかけしました。心から謝罪🙇♂️させていただきます」と詫びて、
続けて、
「それで当店と致しましては、今後は種無し梅おにぎりの販売と、ご依頼主さまへの梅カツオおにぎりを一個差し上げさせていただきます。これで和解とさせていただければ幸せに存じます」と丁寧に語った。
マグナカルタ21は、
DQN太郎に、
スーパーのオーナーとのやり取りとお詫びのお知らせに加え、
梅カツオおにぎりを一個を与え、
和解することを勧めた。
DQN太郎は、
梅カツオおにぎりを手にすると、
喜んで、
和解に応じる書類にサイン✍️した。
ここに、
梅干しおにぎりの種による口内炎事件は解決し、
マグナカルタ21は、
新たなる法廷闘争での負け無しを宣言した。
けど、
ケイシロウ。
この『報の清心』とマグナカルタ21は、
あらゆる訴えを安価な和解へと持っていったので、
一度も法廷闘争をしたことがないらしい。
つまり法廷闘争をしたことがないので、
負けたことがないのは真実なんやけど、
これを快しとしない法曹界によって、
『報の清心』動画は削除依頼を受けて、
消えてしまったという。
それから、
DQN太郎の弁護料は50万円らしいけど、
DQN太郎は、
500円の千回払いをお願いしたので、
マグナカルタ21は快く了承したという。