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阿部啓一郎は、
苦労することが大嫌いやった。
やから、
ギャンブルで一攫千金夢見て惨禍ありの状態が、
日常茶飯事やった。
職場で歳上のアケミというオンナと同棲して結婚しても、
浮気とギャンブルは、
啓一郎にとっては、
太陽☀️と月🌕に等しかった。
そんな啓一郎も、
デカい損をしたことで、
アケミの激怒😡を買った。
啓一郎は、
アケミ名義の一軒家から追い出された。
住む場所を失った啓一郎は、
実家に帰ろうとしたが、
弟の啓介の小型船売り払い事件から、
両親と啓介の怨念対応を受けるので、
いとこのベラドンナのところに行った。
ベラドンナの家には、
わかめ菜栽培に命をかける、
夫の50代メタボ男のえんどう豆がいた。
啓一郎は、
涙😢を浮かべて、
ベラドンナとえんどう豆の前に土下座して🙇♂️
「少しだけ、ここに住まわせてください。どんなことでもします。そうしないとぼくは臓器を売らないといけなくなる」と、
迫真性100%に語るので、
さすがのベラドンナとえんどう豆も、
泣き出してしまった。
えんどう豆は、
わかめ菜の葉で目がしらを抑えながら、
「お前の好きなだけここにいろ」と嗚咽しながら言った。
ベラドンナは、
「もう湿っぽい話しは抜きさ!今夜はにゃんにゃん飯するつもりだったけど、すき焼きにするよ」と言い、
買い物に出かけ、
美味そうなすき焼きを作った。
日々は静かに過ぎて行った。
ベラドンナもえんどう豆も必死に働いたが、
啓一郎は一日中寝転んで、
スマホゲームや動画を見ていた。
ベラドンナとえんどう豆がクタクタになって帰って来ると、
啓一郎は、
与えられた癖に散らかしまくった部屋から、
「おい!ベラドンナ!コーラに氷🧊入れて持って来い❗️」と大声出したので、
ベラドンナとえんどう豆は超ギレ🤬🤬💯💯して、
啓一郎の部屋に来た。
えんどう豆は啓一郎に、
「お前、ここに来るとき、どんなことでもしますと言ったろ😡❓」と怒鳴った!
啓一郎はあくび🥱しながら、
「言わない」と否定した。
ベラドンナは、
「ふざけんじゃないよ❗️ここに住むんだったら働きな❗️❗️」と怒鳴った!
啓一郎はスマホ📱をいじりながら、
「働かない」と逆らった。
えんどう豆は、
「啓一郎。悪いけど、お前のお命ちょうだいしてわかめ菜の肥料にさせてもらうぜ」と言った。
啓一郎はせせら笑って、
「えんどう豆ちゃん。北海道で借金したヤクザにメールしちゃうよ」と言った。
えんどう豆は着ていた衣服を裂いて、
「ナンて悪魔👿のような奴だ❗️❗️」と叫んで、
床に倒れた!
ベラドンナはえんどう豆に、
「下手な芝居やってんじゃないよ❗️こいつの実家に電話してやる❗️」と言った。
すると啓一郎の顔色が変わり、
涙声で、
「ここに住まわせてください!ナンでもします!」と言って土下座🙇♂️した。
ベラドンナは、
「じゃかあしいわ🤬❗️」と叫んだ!
そのとき、
アケミの声が家の外から、
「啓一郎❗️啓一郎❗️帰って来て❗️ギャンブルも浮気も怒らないから!」と悲痛に聞こえてきた。
同時に啓一郎は、
ベラドンナとえんどう豆に、
「俺帰るからさ。ステーキでも焼いてお別れ会してくんない⁉️」と言った。
ベラドンナは「殺すぞ❗️お前❗️」と凄んだ!
その日の夜、
ベラドンナとえんどう豆と啓一郎とアケミは、
にゃんにゃん飯の夕飯で、
啓一郎のお別れ会をした。