東京DQNッパ娘は、
知人のピアノリサイタルに欠場者が多いからという理由で、
招待された。
東京DQNッパ娘は、
ひとりで参加したら、
友達がいないのけ者扱いされるという被害妄想から、
オノウコを誘い、
二人で行くことにした。
その際、
東京DQNッパ娘はオノウコに、
「女性としての身だしなみはあなたには無理なのよね」と言ったので、
オノウコはクスッと笑って、
「あんたが人をほめるなんて珍しいわね」と答えた。
東京DQNッパ娘は、
「ほめてなんかないわよ、このタコが😡けなしてんだよ!」と語調を荒め、
「せめて香りだけでも気をつけてちょうだい」と念押しした。
こうして約束の日取りを確かめ合って、
当日となった。
上品な女性のピアノリサイタルには、
身だしなみに、
清楚な香りを漂わせた女性たちばかりが集まっていた。
その中にいたオノウコと東京DQNッパ娘は、
すぐに場違いに気づけばエエもんを、
場違いというより基地外に部類する人種のため、
堂々と椅子に座り込んでいた。
東京DQNッパ娘は、
「あたしは亀の子せっけんを服に擦り付けてきたの。いい香りでしょ😙」と言うと、
オノウコは、
「ウチは味ぽんを使ったのよ」と威張った。
東京DQNッパ娘は呆れて、
「あんた、味ぽんとかお酢じゃないの😧❓」と問うと、
オノウコは、
「ウチは雌よ!オンナなんだから!」と言い返したので、
東京DQNッパ娘はキレて😠
「誰が性別の話ししとるかこのボケが❗️」と怒鳴った!
演奏者を含めた全会場内の視線が東京DQNッパ娘とオノウコに注がれた。
さすがに、
二人はおとなしくなった。
ピアノリサイタルが進むにつれて、
クラシック音楽に慣れてない二人は退屈し出した🥱🥱
オノウコは、
「変な音ね。地球の外にいるみたいだわ。サカナ天国とか弾けばいいのに」と愚痴ると、
東京DQNッパ娘も、
「不眠症患者向けの音楽だわ。ビートが感じられないのよ」と答えた。
それで、
Uberに電話して、
中華丼を注文したので、
主催者側から怒られてしまった。
二人は会場を後にするとき、
東京DQNッパ娘が、
「あたし達はどこで道を誤ったのかしら?」と悲しく呟いたので、
オノウコは、
「ナニもあんた道に謝らなくったって道路公団に謝りに行けばいいのよ」と言った。
東京DQNッパ娘はムキになって、
「どこが失敗だったか反省してるの😠」と言い返した。
オノウコは、
「多分、中華丼じゃなくて天津丼にすればよかったのよ」と言うと、
東京DQNッパ娘は、
「ヤッパ香りよ!オンナは香りで始まるのよ」と強く言った。