(画像はイメージです)
カッちゃんの12歳の時の思い出。
親戚に大好きな叔父さんがいた。
凄まじく気が合うカッちゃんは、
いつも親戚の家に行くと、
そのまま叔父さんの部屋に駆け上がり、
戸を開けて、
「イエイ👍❗️」と大声出すと、
叔父さんも「イエイ👍❗️」と返答し、
二人の楽しいひとときが始まるんやった。
こういうことが何度も続いていたある日、
この叔父さんは、
さつまいも🍠が喉に詰まって、
蓮🪷の咲いているところへと旅立った🙏
それで、
カッちゃんの両親は、
カッちゃんが悲しい思いをするからと気を使って、
この事実を隠した。
両親が、
カッちゃん配慮のシークレットお通夜に向かった日、
学校で同級生から背中に氷を入れられたカッちゃんは、
ずっとウツが入っていた。
それで、
叔父さんに会って、
気分転換しようと、
親戚宅に猛ダッシュで駆け込み、
叔父さんの部屋の戸を開けて「イエイ👍❗️」と叫んだが、
そこに見たのは、
祭壇に飾られた叔父さんの遺影やった。
カッちゃんは力なく、
「遺影👎」と呟き、
その場を後にした。