ケイシロウとトークアバウト

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エピローグ人生🙏

2023-06-03 23:05:00 | 日記




ある、酒にむちゃ強い20代オンナがいた。
名をタカコといい、
目立ちたがり屋やった。
そういう性格故に、
ある夜、
必要以上の飲酒をしたあげく、
テキーラを瓶🫙ごと一気飲みして、
両手を上げ、
「テキーラ❗️❗️」と叫んだ❗️
そして、
そのまま後ろに倒れて、
動かなくなり、
蓮🪷の咲いているところへと旅立った🙏

タカコの通夜が自宅葬で執り行われることとなった。

タカコの高校の同級生やった牧カオリが喪服の着物姿でやって来た。
そして、
祭壇に向かい正座しなければならない葬儀のあり方に、
ウツが入った😠
おそらく葬儀後は、
しびれて立ち上がれずに、
四つん這い帰宅しなければならなくなることやろう😤

牧カオリは、
タカコの遺影をじっと見つめた。
遺影のタカコは「イエィ🤘」のポーズをしていた。
牧カオリは思った。
「この人の人生は道化そのものだったんだ。けど、今となっては惨めな晒し者」、と。
けど牧カオリは考えを変えて、
「いいえ!生きることそのものが道化なのよ」と思い、
寂しく笑った。

そのとき、
お腹がグルルとなった。
牧カオリは心で、
「やはりあそこの餃子は腐ってたんだわ😡口の中で臭くて酸っぱいことを言うと店側はレモン🍋味やからと説明した。けど、今にして思えば、餃子のレモン味なんか聞いたことがなかった😡😡」と呪った。

牧カオリは立ちあがろうとしたが、
足がしびれて立てなかった。
再びお腹がグルルとなり、
牧カオリは小さく全身を震わせた。
そして、
バッグから、
自分の家用に買った『消臭力』を出して、
香りをセットして、
自分の後ろに置いた。

再び牧カオリのお腹がグルルとなり、
全身を小さく震わせた後、
遺族に、
「すみませんが、後でお畳、弁償いたしますね」と小さく言った。
そして、
牧カオリは、
自分自身も、
道化であったことを心に思った。