江戸時代。
大きな村が火事になった。
たくさんの火消しさんたちのおかげで、
ナントか鎮火した。
が、
この大きな村の奥に、
もうひとつ、
小さな村があった。
当然、
全焼していた。
明治8年に『平民苗字必称義務令』発布のとき、
この焼けた村の人々は、
みな、
オクムラと名乗った。
時は現代!
このいきさつのオクムラの子孫にあたる40代女オクムラは、
近所の人々の、
人間関係を壊しに壊しまくった。
ある人には、
あの人がああ言ったというハッタリをもって、
仲違いさせた。
ある人には、
水道料金請求ハガキを破って、
アイツがやったという濡れ衣を着せた。
セコい陥れが成功する日々、
自分の隣に住む、
ロバ面の老女ドンキー奥さまへの仕打ちを考えた。
そこで、
全身を防護服もどきでカバーしながら、
オクムラは、
クマバチの巣を切り取って布袋に入れ、
それを、
ドンキー奥さまのベランダに投げ入れた😱
ちょうど、
ベランダ前の部屋にいたドンキー奥さまは、
この、
とんでもない出来事に驚いたが、
すぐに、
厚手のコートから手袋までして、
念入りに、
体を防護した。
そして、
クマバチの巣を拾って、
オクムラのベランダに投げ返した。
油断していたオクムラは、
あちこちをクマバチに刺され、
救急病棟へと運ばれた。
そこで、
全身腫れ上がりながらも、
オクムラは、
「覚えてろよ!ドンキー奥さま!」と独りごちた。
後で判明したが、
ドンキー奥さまの先祖は、
オクムラの先祖の村を鎮火出来なかった、
火消しの子孫やった。
ケイイチロウ、ケイジロウ、レフティ、
この冗談にもならない運命劇に、
驚きおののけ‼️
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます