ウッデイクン残日録   日残りて昏るるに今だ遠し   

歳だからという固定観念を捨て、残りの人生、やりたいことをやりたい

れいわ新撰組参上

2019-07-29 | 政治


先日の選挙の後、ある人がぷんぷん怒って言っていたのは
「50%以上の人が棄権するとは何考えてんだ、頭にくる」

主権在民の民主主義をもう一度考えてみようと、藤原正彦の
「国家の品格」を読み直してみた。

独裁国家と違って、公平な国民選挙によって国の運営を担う議員
を選ぶわけで、理想とする形態ではあるが、これには「成熟した
判断のできる国民」があっていえること。
悪名高いヒトラーは90%以上の国民の支持で選ばれている。
第二次大戦の日本も軍人政治家は圧倒的な国民の支持で戦争に
突入し、反対する人は非国民といわれた。
つまり政治家が悪いのではなく、選ぶ国民が愚かなのだ。
バカな国民はマスコミの力でいかようにも動かせる。
となると、果たして主権在民の国家は理想的な形態か?

真にいい国家を作るには民主国家より、私利私欲に左右されず
使命感を以って国家の運営にあたる超エリートが必要だそうな。
明治維新の頃は、日本にも何人か活躍した人がいたが、
現在の日本にはこの超エリートがいなくなった。
これは戦後の日本復活を抑えるための米国による日本対策
だったというのだが。
一時期「japann as nunnber one」という繁栄期を迎えたこと
から、米国の策略説はないと思うのだが、全てをアメリカに右習え
とした日本の変革は、過度の競争社会を生み出しアメリカ的な
弱肉強食の社会になって、日本古来の思いやりがなくなった
のかもしれない。

選挙棄権層は、流れに左右されず自分の意思を持っているが、
選ぶべき党や人材が見当たらず、やむなくということか?
だとすれば、これに応える党が出てくることを期待するしか。

「れいわ新撰組か??」

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