ウッデイクン残日録   日残りて昏るるに今だ遠し   

歳だからという固定観念を捨て、残りの人生、やりたいことをやりたい

ことなかれ主義の日本

2021-01-27 | 政治

大鷲、オジロワシが集結する羅臼の流氷上

コロナワクチン接種で河野大臣が動き出した。
一番問題は、誰に接種したか管理する方法で、
昔ながらの台帳管理では人の動きを追い切れず
マイナンバーの活用となったようだ。
しかし、これを活用するシステム作りはこれから
急ごしらえでまさにドロナワ方式。

そもそもマイナンバーを導入したのはこうしたこと
を円滑に進めるためだったはずだが、10万円給付
の際も活用できず、今回のワクチン接種もコロナの
最初から分かっていたことなのに、これまで具体策
がとられず、土壇場になって河野大臣指名で、動き
出したらこのありさま。
いい迷惑は河野大臣だろうが、遅ればせながらも
具体策を打ち出したのは評価したい。
コロナ大臣の西村、加藤、田村各大臣はこの問題に
対し何もやってなかった。そして責任はだれなのか
わからない縦割り方式の弊害。
コロナを封じ込めた中国、台湾のやり方は、規制を
破った個人に対し、高額の罰金、逮捕などで徹底的
に抑え込んだことにある。これと対照にある欧米の
個人の自由権利が優先する社会では、コロナを抑え
切れず蔓延している。

中国のような独裁社会は嫌だけど、道路拡張も地主の
権利主張で進まず、せっかくのマイナンバーも個人情報
優先で活用できない日本。
いつの間にか、責任重視の事なかれ主義がはびこり
情けない日本になってしまったようだ。



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