
Inter BEEも最終日を迎え、過去最多の出店数の2017年となった。
初日だけではあったが、ルミエール賞の授賞式の取材と
例年にないセレモニーにも参加するなどして開催期間中の
1日のみではあったが、楽しく取材ができた。
日本の見本市の位置付けとして、
海外での大規模な展示会場の増設が相次ぎ、
特に中国などアジアで増えている。
そんななか、2013年3月8日の国会にて安倍晋三首相が、
「成長戦略のためにも大規模な展示会場が必要」と答弁した。
ビックサイトも、敷地面積の制約で
幕張ほど大規模なブースの数が稼げない理由もありなが
幕張で今後も行われると予測される。
例年になく、中国 台湾の諸外国からの出店も多く
日本ではお目にかかることが少ない、
海外の映像と音響メーカーも
多数、確かめることができるチャンスなのである。
私の意見で恐縮なのだが、
「日本では展示会・見本市は一種お祭り的雰囲気が強く、
積極的にビジネスを展開する発想は少なく、
ブースは単なる宣伝としての「ショーウインドウ」的な
存在ととらえる傾向が強い。
これに対し、ドイツでは展示会・見本市は純粋に、
「商談、交渉、契約の場」であり、
出展社が積極的に取引を拡大するための場である。
私見で恐縮だが、
ゆっくり担当者と商談をしたいなぁーという気持ちである。
3日間という限定された期間の中
興味のある機材メーカーさんと落ち着いて話ができる
雰囲気がもっと濃厚にできればいいなぁー、なんて
勝手に希望してます。