ここ15年くらいの車両には
「OBD2」というコネクターが車両には装備されている。
要は、クルマのコンピューターと直結していて
クルマの健康診断が、電気データとして
外部に吸い出せる機構の外部出力端子である。
国土交通省が、排ガスの対策に
早急にOBD2の新車全配備を指針したことに
よります。
で、少しでもCO2の排出を少なくするべく、
クルマの異常を察知するための監視の一環である。
国策の一環で、このコネクターが使われているなんて
知らなかった。
ちなみに、このコネクターからは、、、
エンジン回転数、車速、ブースト、
負圧(バキューム)、水温などが送られていて、
データを受信できる機械なら、
エンジンが稼働するさらなる詳細が数値として判明する。
エンジンの点火タイミングとか、
カムの角度とか。。。
で、もちろん、車速スピードの信号を生かした後付の商品が、
沢山出ており、レーダー探知機やドラレコで
この信号の恩恵にあたることができる。
特に、トンネルで、カーナビでおなじみのGPS信号が受信できない時に便利である。
首都高速でもトンネル内にオービスが設置されていることが多く
GPSが受信できないと自分の位置がわからないから
つい目測に頼りがちである。
今時、そんな煩わしさを解消できるのが、OBD2の活用で、
レーダー探知機が、車速データをもとに走っている位置を計算、割り出し
正確に警告をうながすのである。 本当、便利である。
しかも、レーダー探知機程度ならこのコネクターから
電源も取れるので、配線もスッキリにレーダー探知機を車内にセットすることができる。