辛口の中にも愛を!!ビデオグラファー愛

赤ちゃんから皇室を撮るカメラマン
そんな自身の創意と意志を伝えるブログ

1日1悪 βテープ 素材起こし出来ます

2021-06-20 21:14:11 | 撮影機材


コンスタントに、家庭用ビデオテープの
デジタイズ案件の問い合わせがあります。

不思議なことに、ベータテープでの問い合わせが多い。

傾向として、昭和50年以降に録画されたテープで
テレビ番組を録画したと言うテープではなく、
結婚式やビデオカメラで録画した素材テープです。

そんな中、EDベータの問い合わせも増えたので
急遽、EDベータも導入しつつ、
SL-F1というポータブルデッキが程度も良く入手できるので
デッキレンタルができるようしている。

このポータブル機は、デッキ単体では
再生できるものの、「映像出力」のRCA端子がなく
専用のAVコードか、同シリーズのチューナーが必要である。

AVコードも入手できるが、希少価値のため
コードで1万円するので購入を断念。

だったら、デッキ本体に出力端子をつけてしまえと一念発起

一旦、完全に分解しつつ、内部をくまなくアルコールでクリー人で
基盤の改修も必要なく、映像信号がたり上がっているポイントから
同軸ケーブルを取り付けRCAジャックへと接続します。

RCAジャックには、昔ながらのF端子(RF端子)を取り除き
そこへ移設する。

作業的には、1台改修するには10分程度でできてしまうくらいのレベルである。

まぁ、分解するので、回転ヘッドなどのクリーニングや
ビデオレベルの、クロマ信号、くし形フィルター動作の
確認もしつつの回収である。



SL-F1デッキは、現状、稼働できるものが7台
EDベータデッキ EDVー7000が2台 体勢で
一度に何本ものベータデッキをデジタイズできるように
体制化している。

40年も前の貴重な映像が再生できるとあって、
1ヶ月に10回程度、問い合わせが入ります。

デジタルな世の中ですが、
40年も前のアナログが再生できる環境って
古代エジプトのヒエログラフが解読できるのと
同じくらい、歴史を紐解けるので
大切な仕事を請負ってると自負してます。