ふと、童謡唱歌を毎日弾こうかな…と始めた2023年1月1日でしたが、大変ながらも、ひとまず半年続けてくることができました。
その中で、一番勉強になったのは、各曲の解説をいろんなサイトで調べるようになったことで、「なるほどー」が増えたこと。
さらに、私のYouTubeやブログを見てくださった方からも「お孫さんがいる方や、童謡唱歌が好きな世代の方々にお伝えしてますよ!」と宣伝!?してくださったり、「へぇー!勉強になったぁー!」…と言ってくださったりする方がいて、とても嬉しいです❣️
本当に毎日って大変です。
でも、そのお言葉に励まされるんです。
あと半年。まるまる1年続けます。
よほどのことがない限り!笑。
7月1日。
スティールパンで童謡唱歌(182)
『かなりや』
作詞:西條八十
作曲:成田為三
2018年の「童謡誕生100周年」の記念年から5年が経ちました。
本日7月1日、「童謡の日」なんだそうです。
1918年7月1日、児童雑誌「赤い鳥」が発刊され、そこに童謡が掲載されたことから、この年を「童謡誕生の年」として定めたそうです。
「童謡」とは、広い意味では子ども向けの歌を指しますよね。
狭い意味では、国内において大正時代の後期以降、子どもたちに歌われることを目的に作られた創作歌曲を指しているそうです。
厳密には「創作童謡」と呼ばれているそうです。
また、海外での子ども向け歌曲についても、同じような傾向をもつものを「童謡」と呼ぶことがある…とのこと。
"創作童謡"の先駆けとなったのは、創刊年であった1918(大正7)年の11月号に西條八十サンの童謡詩として掲載された「かなりや」だったということで、本日の曲に選びました。
この歌は、翌年の1919年(大正8年)5月号に、成田為三サンが作曲をして楽譜を付けて掲載されたそうです!
【歌詞】
1.
唄を忘れた金絲雀(かなりや)は
うしろの山に棄てましょか。
いえ、いえ、それはなりませぬ。
2.
唄を忘れた金絲雀は
背戸の小藪に埋めましょか。
いえ、いえ、それもなりませぬ。
3.
唄を忘れた金絲雀は
柳の鞭でぶちましょか。
いえ、いえ、それはかはいそう。
4.
唄を忘れた金絲雀は
象牙の船に、銀の櫂
月夜の海に浮べれば
忘れた歌を想ひだす。
この曲は、1番から3番までのメロディは4分の2拍子なのに、4番だけは8分の3拍子になります。
1〜3番までの歌詞は、棄てる・埋める・鞭…と考えるだけで苦しくなるような歌詞ですが、4番の歌詞では、「自分らしさを取り戻すことができる」という意味が込められているそうで、その雰囲気がメロディにも表れていますね。
今回は、1番2番4番…という感じで弾いています。
◎西條八十サンは、とても苦労していた方で、その中でも文学雑誌に詩を発表していたそうです。それを認められて、「赤い鳥」の創始者である鈴木三重吉サンが童謡作家として声をかけたんですって。
西條八十サンについては、『肩たたき』の解説内に書いてあります!
ブログで解説をご覧くださっている方はコチラからどうぞ!
◎西條八十サン
1892-1970、東京都生まれ。
日本の詩人、作詞家、仏文学者。
◎成田為三サン
1893-1945、秋田県生まれ。
日本の作曲家。
『赤い鳥小鳥』
『浜辺の歌』の作曲者でもあります!
浜辺の歌は、これから弾きます☆
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あ!昨日、パスポート申請に行きました。
パスポートセンターの方に、全然変わってませんね!と言われた写真がコチラ☆
最近の証明写真の技術"美肌モード"のおかげで、肌がツルッと見えてるだけですが😅
あと輪郭とほうれい線がよく見ると違いますが。
だって、13年前の写真ですもんね。2010年!😆
さぁ、これで飛行機でもクルーズ客船でも海外への演奏に行けますよ!!!
お仕事お待ちしておりまーす🎶
キューバにトリニダードに…
デンバーもまた行きたいし…😊
それよりまずは長崎に行きたいけど❣️笑😆