スティールパンで童謡唱歌。
怒涛の4日間(7/15〜18)の翌日、なんか身体が辛い…と。
そらそうだ。
寝不足とショックと直射日光下での演奏本番、車移動と飛行機(気圧の変化)などと、かなり身体に負担をかけた。
7/20、リハーサルの日だったけれどゴメンナサイして、微熱があったから近くの内科を受診。
コロナの検査キットがないから自分で持っているので検査して…って言われ、職場から支給されていた検査キットで熱が出始めてから24時間後にチェック。
陰性で安心した。
コロナとかインフルエンザとかの身体の痛みやだるさは全くないから、まぁまぁな体温まで出たけど、本気で疲れが出たんだな、と。
それでも、スティールパンで童謡唱歌は結構なストックがあって、キツく辛い中でもどうにかこうにかアップできた。
続けると決めたからには、これだけはどうしても!とアップし続けた。
大好きな"あの方"も、お別れしてしまったけれど、頑張ってるな!いいことだ!とおっしゃってくださったことがあったから。
今、もう少しでストックが切れそうでヒヤヒヤしているけど、なんとか乗り切れる気もしている。
これも、流れ。
ストックがあったから…という、続けられるような、流れ。
感謝しながら進んでいこうと、改めて思いました。
7月22日。
スティールパンで童謡唱歌(203)
『埴生の宿』
訳詞:里見義
作曲:イングランド民謡
『埴生の宿』(はにゅうのやど)は、日本で親しまれているイングランド民謡です。
原題は『ホーム・スイート・ホーム』(Home! Sweet Home!)「楽しき我が家」という訳題となっています。
日本では、里見義サン訳詞の唱歌『埴生の宿』として広く知られています。
「みすぼらしくともわが家に勝るものはない」と歌われるのがこの歌だそうで、、、
明治初期の日本では、そのような家が多かったようですが、西洋に比べて物質的に劣っていても、美しい風土、精神的、文化的に豊かな日本を大事にしていこうという意味合いが込められている…ということでした。
この原曲「ホーム・スウィート・ホーム」は、イギリスのビショップサンが作曲した「クラリ」というオペラの中の1曲だそうです。
宮殿暮らしをすることになったヒロインのクラリが、貧しくとも満ち足りていた故郷の家を懐かしむという内容…とのこと。
この訳詞は1889年(明治22年)12月に東京音楽学校が出版した『中等唱歌集』に収載されたそうです。
太平洋戦争勃発に伴い、洋楽レコードが「敵性レコード」として廃棄が呼びかけられる中でも、『埴生の宿』や『庭の千草』など歌詞を邦訳にしたものは、国民生活になじんでいるとして敵性レコードから除外されたそうです。
2006年(平成18年)には日本の歌百選の1つに選ばれているとのこと。
小説『ビルマの竪琴』では、日本兵と敵兵がともに歌うという象徴的なシーンでこの歌が使われています。
映画、ドラマなどで使われた例として。
『ビルマの竪琴』
『二十四の瞳』(木下恵介監督版)
『仮面ライダーV3』
『火垂るの墓』
『純ちゃんの応援歌』
『純情きらり』
『ゲゲゲの女房』
『マッサン』
『西郷どん』
『おちょやん』
…などがあるそうです。
【歌詞】
1.
埴生の宿も 我が宿
玉の装い 羨まじのどかなりや 春の空
花はあるじ 鳥は友おゝ 我が宿よ
たのしとも たのもしや
2.
書(ふみ)読む窓も 我が窓
瑠璃(るり)の床も 羨まじ清らなりや 秋の夜半(よは/よわ)
月はあるじ 虫は友おゝ 我が窓よ
たのしとも たのもしや
◎歌詞の内容
1番
桜が咲き誇り、鳥が鳴くのどかな春の景色に囲まれた「わが家」こそ豊かで 心のよりどころになる場所だ…と歌われ、
2番
秋の夜、美しい月光が差し込む窓辺で虫の声を聞く…という場面が歌われています。
◎里見 義(さとみ ただし)サン
1824-1886、福岡県生まれ。
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熱もおさまって、あとは咳と声枯れを治すのみ!
無理は禁物!と私の口からは言えないことしてますが、やはり健康第一ですね!!!