平熱に戻りました。
咳も少なくなって来ました。
たくさん寝てます。
24日のライブには元気に行けるように!!!
今日から少しずつ動き始めます☆
7月23日。
スティールパンで童謡唱歌(204)
『かもめの水兵さん』
作詞:武内俊子
作曲:河村光陽
この曲は、1937年(昭和12年)に発表された日本の童謡です。
結構古い歌なんですね!!!
武内俊子サンが作詞を行ったきっかけは、昭和8年、ハワイに旅行に出かける叔父サンを見送るために横浜港のメリケン波止場(現在の大さん橋)に行き、夕日差す桟橋一帯にたくさんの白いカモメを見たことだそうです。
帰り道、かもめの白い姿を水兵に見立てて詞を完成させたということでした。
武内俊子サンは、すぐにコンビを組む河村光陽サンに、詞のことを電話で連絡し、それを聞いた河村光陽サンはその場でピアノを弾き始め、その日のうちに曲を完成させたんですって。
詞から浮かんだ"海の青"と"かもめ"の白の明瞭な組み合わせを曲で表現するために、音楽の基本的な三和音の「ド・ミ・ソ」を歌いだしに用いたそうです!!!
簡潔な旋律を用いていたことで、河村光陽サンの娘さんは、父が弾いていた曲を自宅で聴いていて、すぐに曲を覚えたそうです。
そして、娘さんの河村順子サンは、そのレコーディングに臨んだということでした。
メロディは詞の中にある言葉のアクセントを生かしたものとなっていて、子どもが歌いやすく覚えやすいように作られているとのこと。
戦後は音楽の教科書にも採用され、1955年から1967年まで断続的に、教育出版や教育芸術社から刊行されている小学2年生を対象とした教科書に掲載されたそうです。
後に、河村順子サンは海外との音楽交流を行った際に、この作品を英語やヒンディー語、ドイツ語や韓国語を始めとする11か国語にも訳し、日本を越えた国々で歌われるようになったということでした!
【歌詞】
1.
かもめの水兵さん 並んだ水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波にチャップチャップ 浮かんでる
2.
かもめの水兵さん 駆け足水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波をチャップチャップ 越えていく
3.
かもめの水兵さん ずぶ濡れ水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波でチャップチャップ お洗濯
4.
かもめの水兵さん 仲良し水兵さん
白い帽子 白いシャツ 白い服
波にチャップチャップ 揺れている
◎武内 俊子(たけうち としこ)サン
1905-1945、広島県生まれ。
童謡詩人、童謡作詞家、童話作家。
◎河村 光陽(かわむら こうよう)サン
1897-1946、福岡県生まれ。
昭和期の戦前から戦中にかけて活躍した作曲家。
『うれしいひなまつり』
『なかよし小道』
『グッドバイ』