ロンドンで見かけた郵便ポスト 「FRANKED MAIL」
先日、イギリスへ旅をされた生徒さんから提供された、ロンドン、ハイドパークの近くの郵便ポストのご紹介をしました。今回は同じ郵便ポストを題材として新たなご紹介を。
郵便ポストには、2つの差し出し口があって「STAMPED MAIL」「FRANKED MAIL」のように書かれています。
さて、この違いは?
「STAMPED MAIL」は「切手を貼った郵便」、「FRANKED MAIL」は「料金別納郵便」のこと。別納郵便を出したい人は「Royal Mail」に支払いをする一方で、自分で封筒に印を押し、街角のポストのFRANKED MAILという差出口に出せばよいのだそうです。( ビックリ!ですね。かえって手間が掛って大変そうな気もしますが・・・・)
イギリスの郵便事業は、ロイヤルメール (Royal Mail)、パーセルフォース (Parcel Force)、ポストオフィス (Post Office) の 3 社で運営されています。ロイヤルメールは主にはがきや封書、小さな小包、パーセルフォースは主に小包を扱っています。ポストオフィスでロイヤルメールとパーセルフォースを目にすることがあるのは、ポストオフィスが切手の販売や保険、両替とロイヤルメールとパーセルフォースの受付窓口などの業務を行っているからなのだそうです。