さよならライオンバスまた会う日まで


多摩動物公園のライオンバスがしばらくの間、運行休止となりました。園内のウォッチングセンターにはアフリカ園とライオンバスの紹介がされています。それによると…1964(昭和39)年5月16日ライオン園を含むアフリカ園の開場式典が行われ、17日よりライオンバスの一般運行が開始されました。「サファリ形式」でバスの中から猛獣を見せるのは、世界の動物園では初の試みだったそうです。現在のライオンバスは5代目2013(平成25)年4月1日より運行が開始されました。4代目からはディーゼル車に比べて排気ガス中の有害物質が大幅に少なく、また燃料中の不純物が少なく黒煙やPM(粒子状物質)をほとんど排出しないなど、環境とライオンにやさしい圧縮天然ガス自動車(CNG自動車)に変わりました。また安全に運行するために、大変な努力をされていることも紹介されていました。ライオンバスが運行を開始し、51年、4月1日から駅舎の耐震化に伴う工事のため休止。3月31日までの運行ということで、最後のライオンバスを楽しんだ子どもたちは「ライオンバスおもしろかった!」と、みんな笑顔でした。再開は未定だそうですが…また、子どもたちを楽しませてくれる日を楽しみに待っています!