オニヤンマにそっくりな大型トンボ【コオニヤンマ】
【コオニヤンマ】は学名は【Sieboldius albardae】。体長は約8~9センチのサナエトンボ科のトンボです。オニヤンマは複眼と頭が大きめで、複眼同士がくっ付いていますが、コオニヤンマは複眼・頭が小さめで、複眼同士が離れています。黒地に黄色の模様と緑の目をもち容姿はそっくり。遠目では区別は難しいようです。トンボは肉食昆虫で、オニヤンマもコオニヤンマも例に漏れず肉食。トンボの幼虫はヤゴと呼ばれ、水中に生息する水生昆虫です。 3~5年ほど水中で成長して大きくなると、夏頃に木などに上がってきて羽化して成虫となります。(撮影 町田薬師池公園)