プラタナス「スズカケノキ(鈴掛木)」
プラタナスは、スズカケノキ科の落葉樹高木で、樹皮が剥がれて見える”白色”と”淡緑色”のまだら模様(迷彩柄)の樹皮が特徴です。東洋種のスズカケノキ、北米種のアメリカスズカケノキ、および2種間の雑種の”モミジバスズカケノキ”があります。日本のプラタナスのほとんどは”モミジバスズカケノキ”です。明治の初めに「新宿御苑」や「果樹研究所カンキツ研究興津拠点」に植えられたものが”挿し木”によって増やされ、日本全国に分布するようになったとされています。秋につける球形の果実が”鈴”に似ていることからくる、別名の「スズカケノキ(鈴掛木)」の方が有名なようです。写真は新宿御苑千駄ヶ谷門付近で撮影です。