「茶ドクガの季節ですよー」
5月後半より茶ドクガが発生します。サザンカ・ツバキ・茶の木等の葉の裏に薄い黄色の毛虫がビッシリと20匹程度寄り添って付いてます。このドクガは樹木にも、人間にも被害があり、触るとかゆくなり腫れるなどの被害が出ます。6月と9月の2回発生し、葉の硬い樹木の新芽を食害し、腕や手に被害を受けます。
ケムシが葉の裏側にいた時は、少し余裕を持って枝ごと撤去し燃やしてしまうと良い。撤去の際に絶対触らないこと。振動で毛が飛ぶこともある。死んだ幼虫・糸に触ってもかぶれるので注意。必ず長袖・手袋・ズボン・靴を履きながらの作業である。
スミチオン・オルトラン・トレボンなどで1000倍前後に希釈して、ケムシのいる葉の裏・枝・クモの巣状の巣の周りを消毒する。同じ時期にアメリカシロヒトリ・オビカレハなども木の上や葉の上に発生する。よく調べて倍率を濃くしたりして消毒すること。
何れも、若葉が生い茂り風通しが悪くなり、そこから発生するのである。冬の間に葉が重なる・枝が茂っている場所は選定(濃い部分を明けてやる)する事で、風が流れるという事になる。このように手入れをしておいても1年するとまた葉が茂ってくる。
例年ながらひつこく、発生する。若い新芽が美味しいのでしょう、山茶花・椿・などが庭に植えてあったら、要注意して、観察すべきだ。
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