タマリの 希望・日常・幸せブログ あ~今日も一日おもろかったい

すっとこタマリのこれでもビジネスブログです。食卓の風景とともに,じわっと笑顔を届けます。

シンディー・ローバー

2011-05-10 23:04:50 | おもろかったい
こんばんわ
陶話作家のクメタマリです。

 シンディーは好きな歌手の一人。何かにぶち当たるような歌いかたがことさら好きなのです。

 震災直後に,彼女のライブがあったそうです。競演は,ジャズミュージシャンのTOKU。
TOKUは、停電の恐れもあり、節電で街も暗く,交通の弁も不安定な中,中止になるかと思ったそうです。
しかし,彼女の「やる」との鶴の一声で開催が決定。

 TOKUの心の中には,音楽が娯楽であると言う思いがどうしてもあり,プレーしてていいのだろうかとすら思ってしまったそうです。

 けれど,「シンディーは,日本人が復興できる人たちだと強く信じていた。だから今、一緒に落ち込んだり悲しんだりするより,先の事を考えて、パワーを置いていこうと考えたんだと思う。思いは未来に残るから」(TOKUの言葉。今日付けの東京新聞)

 今朝,テレビニュースを見ていたら,退去勧告が出ているにも関わらず,東北に残って街の復興に尽力するイギリス人と,避難所でみんなのマッサージを続けて人々を癒すタイの女性の事を紹介していました。
 イギリスの方は大学の準教授。一度,帰国しかけ,そこから自分の住んでいたところの惨状を映像で見て,引き返したのだそうです。彼は,自分の街を日本一の寿司の街にするのだと語ります。
 タイの女性は,自分が結婚して暮らしていた町の漁師達が体をやんでいるのをまじかに見て,家族を残してタイに一時帰国し,タイ式マッサージを会得して戻り,みなの為にマッサージを始めたのだそうです。彼女は,自分も被災者でありながら,避難所の一人一人をマッサージした後その手を握り,「がんばろうね」と声をかけています。

 みな,未来を見ている。そして,今を生きてる。そして,思いは未来に残る。

 このところ,自分の出来る事を常に探っているような気持ちでいましたが,
私は,このアトリエが様々な人の交差するコミュニティの場となる未来を見ているし,その為に,今を精一杯生きてる。自分を追いつめるのは,やめることにします。