タマリの 希望・日常・幸せブログ あ~今日も一日おもろかったい

すっとこタマリのこれでもビジネスブログです。食卓の風景とともに,じわっと笑顔を届けます。

大丈夫じゃないじゃん

2016-06-24 00:02:13 | 陶器ギャラリー・隠れ家和菜 たまり
なんと言うのでしょうかね。
とにかく親不孝娘なので、電話でもしようと思ったのでしたね。
せめてもの、、、、というやつです。

父は6人兄弟で、生き残っている長男の父と、末っ子の叔母が一緒に暮らしています。
というか、アルツハイマーの父を、お兄ちゃん大好きな叔母が世話してくれてるっていうわけで、おかげで私は好きなことできているわけなんです。

で、この日、父の日、電話かけてみました。
それこそ、次男の嫁さんから夫宛に小さな花束届いたりしたもんだから、なんかね、かけとこうかなって思って、、、、

で、出てきたのは耳の相当遠〜〜〜い87歳のお父ちゃんで、、、、、
以下、再現。

「もしもし、真理だよ」

「はぁ?」

「真理だよ!」

「誰?」

「ま、り、だ、よ、!!」

「え、?、だ、れ、?」

「お姉ちゃんいる?(歳が近いので、叔母を私はこう呼ぶ。)」

「真理はいないよ」

なんだよ、聞こえてんじゃん、、、

「真理はあたしだよ」

「え、もうこっち来てるのか?駅か?」

「イヤイヤイヤイヤ、違うって。」

「妹は今帰ってるんだよ」

ふえー〜〜、珍しいな、でも、わかってるんじゃん。

「そうなんだ、一人で大丈夫なの?」

「大丈夫だよ、妹から電話が来たのかと思った。」

そうだったのか、、、、

「元気でいるの?」

「ああ、元気だよ、こっちは元気だからな、気にせずに仕事しろよ」

「うん、仕事してるよ、焼き物やってるよ。」

「そうか、こっちは大丈夫だからな、みんな元気か?」

「元気だよ、みんな元気。」

「そうか、みんな元気か?」

おいおい、、、、、

「みんな元気だよ、元気でいてね。」

「おう、こっちは大丈夫だから、大丈夫だから。」

惚けたはずの父の言葉に、元気付けられたのは、私だった。
涙が、出た。