タマリの 希望・日常・幸せブログ あ~今日も一日おもろかったい

すっとこタマリのこれでもビジネスブログです。食卓の風景とともに,じわっと笑顔を届けます。

私を突き動かすもの またおかわり

2011-05-19 10:10:46 | おもろかったい
おはようございます。
陶話作家のクメタマリです。

 突き動かす物について,様々な人の,さまざまな事情とか言葉を集めてみたら,アートだけではないのだと言う事に気がつきましたが,
そのような事は当たり前ですよね。でも,こうやってテーマを決めて書き込んでみると,見えてくる事って案外あるものです。きっと,みな,何かに突き動かされて毎日を生きているのではないかなあと思うようになりました。

 ただ、その”何”かと言うのが抽象論でなく自分にとって”何”であるのか,そして,自分に飽きもせず粘土をこねさせる物は”何”であるのか、これを知りたいと思い毎日自問して来たのでした。

 ここで,一昨日の話をします。

 若い二人のお母さんが開店と同時にやってきました。タマリさんに相談したい事があると言うのです。
一人の方のご主人が福島の人で,今,福島の幼稚園児はけっこう大変な思いをしているらしい。
放射能の着いた床などを拭き取るタオル地などが大量に必要だったりするらしい。そんな作業をしている事など,全く知らなかったので,ショックでした。

 また、手作りの,幼稚園バッグなども,足りて入るのだろうが気持ちをこめて創られた物が送られてくる事はとても励みになり,勇気づけられる物だと言う事なのです。
数が沢山欲しいわけではない。それよりも,ひとつ,ひとつを丁寧に作ってくれたらと言う事です。

 タマリには,タマリの周りにいるいくらか年配のボランティア精神のある方々に制作依頼が出来ないだろうか?また、呼びかけるならばその文面を一緒に考えて欲しい,と言うものでした。

 カフェには大きな掲示板があるので,娘に書かせて目だつ物で呼びかけよう,私は生協や,学校や芝居仲間,骨髄バンクの仲間に声かけすることになりました。お客様にも,きっと手伝ってくださる方がいるに違いない。ブログや,メール通信で呼びかけよう。

 
 そんな中,昨日の夜の事です。
お久しぶりの方からお電話がありました。骨髄バンク川崎の代表をやっていらっしゃる方です。
福島の子どもたちを助ける為,バンクの人間で何が出来るかを相談したいと言うこと。「たまり」に集まれるだろうか?と言うお話でした。バンクは骨髄の提供の支援だけでなく,白血病にならせないと言う事も,大きな使命であるはず。私も,その話には心から賛同するのです。いま、国は子どもたちを置き去りにしている。次世代をになう子どもが病気になるのを国を挙げて阻止しなくてはならないのに,国が見ているのは電力会社の保護の事ばかり。ならば,彼らに,私たちと同じ思いをさせない為に,私が出来る事もあるはず。


 あまりにタイミングが合いすぎるので,これは,きっとなにか始めなくてはならないと言う事なのかなあとも思います。

 さて、落ち着いて,落ち着いて。少し興奮しましたね。
 ともかく、日本人には,大変な思いをしている同じ日本人の事を常に頭に置く,と言う習慣がつきました。そして,忙しい毎日ながら,何かの役に立ちたいと言う自らの中にある何だか抑えがたい物があることにも気がつきました。
そして、そのような思いを抱く自分も,自分を含めた日本人も,それほど捨てた物でもなさそうだと思い始めています。


 そこにある,私たちを突き動かす物って,いったい何なのでしょう?
いつもいつも,「?」で終わってすみません。


写真は,食べ終えてから水に活けておいた芹


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