なかよしリトミックピアノ

神戸市垂水区のリトミック&プレピアノの教室です。

プレピアノ 2才前半「つくしクラス」

2012-05-04 21:24:47 | プレピアノ
なかよしリトミックの「ぷちぷちピアノ・平日クラス」。
参加してくれているのはほとんどが2才半頃のお友だちです。

いや~
最近の2才さんはしっかりしてますね
ウチの息子の2才の時とは大違い。
息子は「ぼへ~」としてましたから…

さて、その息子。
小さいころは超神経質で、
寝つきは悪いし、夜中に急に泣き出すし

そんな時、
私はひたすら「きゅうりもみ」をしたのだ!

きゅうりもみとは?

説明しよう。
私が考案した、怪しげなマッサージなのだ。
「きゅうりもみ~ きゅうりもみ~・・・」とテンション低めに唱え、
ひたすら息子の体をなでる。

と、不思議と寝てくれたのです。

後にママズケアでベビマの勉強をした際、
「きゅうりもみ」が中国家庭療法の「推法」に割と近かったのだと、(と自分では思っている)知りました。
「まあ、理に適っていたから、オッケー」ですね。

後は「寝息シンクロの術」とかも、結構効き目ありました。
(これは添い寝のまま、ママも朝まで熟睡する確立が高い、大変危険な技です

片手間に寝かせつけようとしても、絶対に寝てくれない、というのは思い知りましたね

たとえ短い時間でも、子どもに「心」を丸ごと、向けるのは大事ですね。
「この子を○○してやろう」という内心を子どもは見事に見抜いてます。

「もういいよ、私の時間を全部あなたにあげるよ」と腹をくくると、子どもはすっと、願いを聞いてくれるみたいです。


さて、ずいぶんと前置きが長くなりました。

「ぷちぷちピアノ平日クラス」のお友だちよりもう少し小さなお子さん、
もうすぐ2歳さん~2歳半のためのプレピアノ教材「つくしクラス」を作りました。

以前から方々で断片的に使っていた内容をまとめたものです。

「音感」「リズム感」も大事だけど、
一番大事なのは「ママとお子さんで音楽で遊んでほしい!」というコンセプトです。

全曲、リトミックともつなげられ、絵本、わらべうた、ふれあい遊び、クラフトも盛り込めるようにしました。

わらべうた「ずくぼんじょ」

わらべうたあそび、リトミックをたっぷり盛り込めます。

もちろんプレピアノなので、鍵盤も使います。


みんながよく知っている手遊び歌もあります。
「グーチョキパー」


「おつかいありさん」は鍵盤で遊びましょう。


オリジナルの曲も入れました。


知育


クラフト


まだ試作段階なので、実際に使って手直ししていきます。

今までグズグズと作って、ちっともまとまらなかった「つくしクラス」を昨日今日で、一気に作りました

なぜ、急に頑張ったかって?

それはですね、
前回のぷちぷちプアノで、

レッスン前にHちゃんとママが
「トマトはとんとんとん  キャベツもとんとんとん」
と絵楽譜を、まるで絵本を読むように親子で楽しでいる姿を見たからなんですね。

「これだよ!私が目指しているのは!」

といたく感動し、一気に作ったわけです。

わずかな時間でも、お子さんに濃密に気持ちを向ける瞬間があってほしい。
そうすれば、まっとうに育ってくれるはずです。

あいかわらず「ぼへー」としながらも、
学業と一人暮らしで奮闘している息子をみていると、
そう思います






ネタのタネ 絵本を演奏する3

2012-05-04 20:46:56 | ネタのタネ
「ぱん だいすき」


この絵本と「サンドイッチ」という絵本は、もう最強!
パンが食べたくて、食べたくて、仕方がなくなるのです~

さて、食欲はさておき。
どうやって演奏しましょう?

例1 パンの形を、弾く手の形にする。

あんぱん、はグー。
パンを挟むトングはチョキ。

などです。


例2 パンの名前のリズムを拍子に合わせて言う、打つ。

「クロワッサン」だったら
2拍子「クロ ワッサン」
3拍子「クロ ワッ サン」
4拍子「クー ロー ワッ サン」
ですね。

色々なパンがずらりと描いてあるページがあるので、
止まらずに拍子に乗ってパンの名前が言えるといいですね。



例3 小さい子はわらべうたで遊びましょう

長ーいフランスパンを「どんどんばしわたれ」を歌いながら、お指でとことこ歩きましょう。
「せんべ せんべ やけた」でパンを選ぶのもいいですね。
「かれっこやいて」でパンを焼いて、
「お茶を飲みに来てください」でパンとお茶を運ぶのも楽しいかも

ネタのタネ 絵本を演奏する2

2012-05-04 20:32:33 | ネタのタネ
「かさ さしてあげるね」

これは名作ですね~

雨音のオノマトペと、雨の描き方で
「降り方」「雨粒の大きさ」「温度」が伝わってきます。

この「雨」を楽器で表現するしたら、なんでしょう?

私は「トライアングル」「カリンバ」「小さな太鼓」「マラカス」と感じました。

しかし、読む人によって音のとらえ方はいろいろ。

生徒に、どんな雨音が聞こえるか考えてもらいましょう。

楽器。
声。
身の回りの物で出す音だって構いません。

納得できる音が見つかったら、
今度はそれをピアノで表現してみましょう。

さあ、どんな雨音がなるのか。
どんな音色が紡がれるのか。

あ~、こんなレッスンできたら楽しいだろうな~

ネタのタネ 絵本を演奏する1

2012-05-04 20:12:18 | ネタのタネ
絵本を使ってのレッスン(こちらの記事)に
すっかりハマってしまいました。

絵本の内容にBGMとして音楽をつけるのではなく、

絵本の絵を演奏してみよう!
あわよくば、ピアノレッスンに結び付けてみよう!

と、家にある絵本をいろいろ引っ張り出してみました。

「はみがきしゅわしゅわ」

ねずみ、うさぎ、わに、ぞうが歯みがきをします。

小さな歯ブラシ、大きな歯ブラシ。
短い歯ブラシ、長ーい歯ブラシ。

マレットを歯ブラシにして、動物たちの歯をしゅわしゅわ磨きます。
それから、動物たちの歯に見立てた「グロッケン」「木琴」「ボックスシロフォン」等を
磨きます。

ねずみは一番小さいグロッケン、ぞうはボックスシロフォン、かな?

ピアノで弾くのなら、どうしましょう。
小さい子は高さを変えて「ドレドレドレ・・・・」と磨きます。
黒鍵は虫歯、ということで念入りに磨きましょう

大きい子は
ねずみは「ドレミ」 うさぎは「ドレミファソ」
わには1オクターブの音階、ぞうは2オクターブの音階はどうでしょう?

色々な調で歯みがきするのもいいですね。
虫歯はもちろん、短調の音階でね