白酒(パイチュウ)と黄酒(ホァンチュウ)

2008年07月19日 | 人生は食である。
紹興酒をよく頂きます。

紹興酒は、中国は浙江省紹興市あたりで作られるお酒である事はみんな知っています。一方で、私の住むこの兵庫県西宮市が、紹興市と姉妹都市であるのは市民以外でご存知の方はあまりいないと思います。このつながりが、お酒にあるのは疑いのないところ。

西宮市から神戸市にかけては日本を代表する(と地元だから言い切る!)清酒の産地であり、産する日本酒は「灘の酒」というブランドで日本中に知れ渡っております。

問題:下の文章の[ ]に適切な言葉を入れて文章を完成せよ。

灘という地方でできる日本酒を「灘の酒」
紹興という地方でできる中国酒の[ ]酒を「紹興酒」という。

答え:酒(ラオチュウ)

はい、正解の方ぱちぱち

問題:下の文章の[   ]に適切な言葉を入れて文章を完成せよ。

中国酒の老酒(ラオチュウ)は、[ ]酒をカメに数年寝かせた古酒のことを言う。

答え:酒(ホァンチュウ)

二つとも正解された方、すばらしい

私、この問いの答えを探していく数年、やっとたどり着くことができたのでした。(って、近くの中華料理屋さんに教えてもらっただけですが。)

さて、簡単に中国酒の種類をまとめておきます。

中国酒は大きく
  • 黄酒(ホァンチュウ):醸造酒:日本の清酒にあたるもの
  • 白酒( パイチュウ ):蒸留酒;日本の焼酎にあたるもの
    に分かれます

    さらに、黄酒や白酒で薬草をつけた「薬酒」と白酒に果実を漬けたり果汁を混ぜた「果酒(クォチュ)があります。

    写真にあげました、向かって左は、北京红星股份有限公司様謹製の白酒、そして右側が龍美牌紹興酒(生産会社不明)であります。

    こちらの白酒は、焼酎というより泡盛の香りのするお酒でございました。まだ、ボトル残っているので呑んで見たい人ご一報ください。考えます。