有田川ウインドファーム (和歌山県有田川町・海南市・有田市)

2009年09月22日 | 人生は旅である。
昨年も秋のお彼岸休みの頃に、あげました、和歌山県有田郡有田川町:千葉山の現在について報告をいたします。

昨年のエントリーに書きましたとおり、この千葉山(せんばやま)には、ユーラスエナジーの開発した風力発電機10基が稼動を始めています。9月29日に竣工式が執り行われるとのことです。

この場所は、下の写真にあるように北側に大きく広がる場所です。近畿地方は基本的に北西の風の吹く場所ですが、特に冬場には季節風を全身に受けて、最大効率の発電が期待されていることだと思います。

この有田川ウインドファームの経営母体がユーラスエナジーですが、東京電力株式会社: 60% / 豊田通商株式会社: 40% の会社です。

一方、この山から南へそれほど遠くない山に「広川明神山風力発電所」の16基の風車が見えますが、こちらは大阪ガス株式会社の100%子会社である株式会社ガスアンドパワーインベストメントと商社の双日株式会社が運営するもの。webサイトの説明によると「二酸化炭素削減量に換算しますと年間約3万トン」

二酸化炭素3万トンがどのくらいのものかを知るには、真夏に扇風機の前にドライアイスを1Kgほど置いて涼しくなってみるとわかると思います。(わからんか

いずれにしても、こうやって日本中に低CO2排出社会に向けての取り組みが進められているわけです。

この取り組みが成功するか否かの結論は、多分50年ほど先に出るのでしょうね。