源兵衛渡:大阪市営安治川トンネル

2010年03月21日 | 人生は旅である。
テケテン♪

毎度当blogにお運びいただきまして、誠にありがとうございます。本日もあちこちぶらぶらしましたお話にお付き合いいただきます。

え~、全国に渡し舟というものは結構あるもので。
うぃきべでぃあぁ、言うんですか?インターネットの百科事典みたいなもんですが。こちらに、いくつも紹介されております。
でも、大阪市のように8つも渡し舟が運行(それも市営!)されているところはないようございますな。

そんな中でも、今回ご紹介する「源兵衛渡」は"渡し"といいながらその実態は「川底に渡したぁるトンネル」という珍しいものでございます。
このトンネルはその作り方から「沈埋トンネル」というもので、聞くところによりますと、川の底に溝を掘っておいて、上から鉄の箱を少しずつ沈めて、一本の筒にするという、なんや、無理やり作りましたぁ、いうようなトンネルです。

ちなみに、この安治川トンネルが日本で始めての沈埋トンネルで(1944年)この安治川からそう遠ぉない場所にある「大阪港咲洲トンネル」が日本ではじめての自動車と地下鉄が通る「沈埋トンネル」であります。

ところで、「沈埋」って、なんと読むんでっしゃろか「ちんまい?」


トンネルまではエレベーターで降ります。自転車も乗ることが出来ますねん。


昔は、自動車用のトンネルもあったということです。換気が良ぉなかったらしく、今は閉鎖されております。


トンネルには、守衛さんがいらっしゃって、自転車は押して歩くことになっています。


すぐそばには、阪神電車なんば線の鉄橋が掛かっておりまして、西九条から九条へ行くには電車でもいけるようになっています。でも、この安治川トンネルは何せただでっさかい、ぎょうさんの人が今日も使こうてはります。


ここで、不思議な思いが起こるのですが、この安治川トンネルは、川の北側の西九条の町と南側の九条の町をつないでいるわけですが、この二つの町とも結構にぎやかな町です。この間をたくさんの人が行き来するのは、どんな用事があるんでっしゃろか?なにか歴史的な理由がありそうです。

いずれにしても、人が行きかうと町が賑わい。町の賑わいは交通がとても重要や、ということなんでっしゃろな。

おあとがよろしいようで。


google map地図はこちら




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1 コメント

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Unknown (滝みのお)
2010-03-23 09:59:37
ルンバさま

ご無沙汰して居ります。

この辺りはわたくしのお気に入りの場所です。

このトンネルの警備員で元某新聞社のOBを見かけた事があります。

一番下の写真の、画面で手前右の方に、

わたくしの好きな「白雪温酒場」があります。

是非行ってみてください。日曜祝日以外は開店。

午後5時からです。

夏場の日が高い時間から、

西日の当たるひなびた酒場で、

杯を重ねるのもおすすめです。

ところで大正区は島のようで、

渡しが結構残ってます。

全箇所体験されてはいかがでしょう。
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