酔芙蓉

2007年09月24日 | 人生は花が必要。
芙蓉とは。
学名は、Hibiscus mutabilis
変わりやすいハイビスカス(ミュータブルハイビスカス)とでも訳しましょうか。

で、ご紹介いたしますのは、「酔芙蓉(すいふよう)」でございます。

朝は真っ白な清らかな花をふっくらと広げます。



昼過ぎには、ほんのりピンク色になります。



そして、夕方には濃いピンク色から紫色に近くなって一日でしぼんでしまう花です。




だんだん酔っ払っていくように赤くなっていく様が「酔」と名前になっているようですが、どうにも、色っぽい花ですねぇ。

その美しさと、短い一生を薄命美人の代表 楊貴妃 と重ねて味わう向きもあるようでございます。
楊貴妃時代の中国の美人画に描かれた髪型と芙蓉の花の形もどこかしら似たものがございます。

この酔芙蓉の花の色の移ろいを見つめながら、一日をゆったりと過ごしていくのは、粋なもんだろうなあと感じるのでございました。

「粋芙蓉」と表してもよさそうですね。



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