図書館ボランティアメンバーで作る古書読書会のメンバーに、今年初めて絵を出す美術展の案内ハガキを出したら、私も絵を始めたのとお誘いを受け会場に行ってみた。日頃から男勝りで豪快な彼女が、部屋に籠って写真を見ながら水彩画を描いているなんて想像できないが、丁寧に描かれた写生画に人は見かけによらない部分がある事を発見した。
始めて四年だそうだが4点出品されていた作品は女性らしい細やかさ丁寧さが見られ、改めて印象で判断するのはマチガイだと感じた。因みに私が今月末、開催されるOB展に出した作品は、広瀬の河原にイーゼルを立て30分で一気に書き上げた8号の油彩だ、絵の指導を受けた先輩から必ず現場で描くこと、家に持ち帰ってからは一切手を加えてはいけない、現場での感じたモノが失われるとの忠告だった、忠実にそれを守り2年前に描いたものをそのまま今回初出品することにした。今回同時に出される先輩方は、県芸術協会長をやられたN氏、河北美術術展や、二紀展などの画壇で活躍される方々で実に恐れ多いが、枯れ木も山の賑わいのつもりで厚かましく出してみる。画題は広瀬川松淵、以前アユやヤマメ釣りに良く通っていた場所だ。
絵画の他いろんな作品が並ぶアットホームな雰囲気
スケッチサークルの作品の数々丁寧に描きこまれている
文化祭のお祭りには各屋台が出て賑わう