国鉄労働組合国府津支部の代議委員会に来賓として出席、ご挨拶もさせていただきました。この代議委員会で2008年度の運動方針が決まるようです。執行委員長の報告では「国鉄分割・民営化」の際のJR採用差別事件についてがふれられました。
1047名の方が不当にも差別されてJRを不採用になったこと。今思えば本当にひどい差別だった。でもそこから始まった闘いは22年の時を経て今では「JR不採用事件の早期解決を求める意見書」は全国771自治体、1149本にのぼっています。
神奈川県内では16の自治体で国へ向けた意見書の採択がされていて小田原市議会でも採択となっています。
国際労働機関・ILO結社の自由委員会からの勧告・報告は8度にもわたっていて、運動は大きく広がってきていることを表わしています。(やったね!)
ただ解決を見ないまま当事者の49名もの方がお亡くなりになっていると知って心が痛みました。国民や自治体の多くが一日も早い解決を望んでいて、国際機関まで声をあげていて、あとは政府が一刻も早く政治的に全面的に解決することを願っている。といった状況でした。
労働者を守らなければ企業の発展も日本の未来もないよね。1日も早い政府の決断を。国鉄労働組合のみなさんと一緒にがんばろうっと。