今朝の西日本新聞 朝刊
「食卓の向こう側」
「食」に関しての現状をいろんな切り口で
問題提起している。
食品添加物の話などは、思わず身震い
するほどの怖さだ。
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第8部 食育その力 13話 命 (記事より)
鹿児島のある小学校では、学校田で雑草や害虫を食べてくれた
合鴨を、さばいて食べる「命をいただく会」がある。
今年は、生徒、保護者、農家の人たち約200名が13羽の
合鴨をいただく。 農家の人が首に包丁を入れ、
生徒達は涙を浮かべながら、必死に羽をむしると言う。
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6年前、相次ぐ少年事件や自殺が続出、
先生の「命を大切にして欲しい」との思いから、
発案されたとのこと。
当初は、「殺すところをみせるなんてとんでもない」
「肉が食べられなくなったらどうする」など保護者の反対が
強かった。 そこで勉強会を行い
「毎日食べている物全てに直前まで命があった」
「いただきます」とは他の命をいただくこと
など、いろんな意見を聞きながら理解を深め、自由参加での実施に
こぎつけたとのこと。
今でも、賛否が分かれるが、大切なことは、
「命について考える」こと。
(以上記事の概要)
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私が子供の頃、家では鶏を数羽飼っていた。
当時はどこの家でも、飼っていた。
毎日産む玉子は貴重な蛋白源。
お盆と正月にはその数羽の中から一羽を潰した。
潰す=殺して食べるのだ
先まで生きて、餌をついばんでいたものが
今は、羽をむしられ、ただの食肉として目の前にある。
そして、家族で残さず頂く。
幼い頃からそれを見て育った者としては
合鴨の話は
残酷とか、可哀想とか言う言葉は当てはまらない。
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ただ、食べ物としてしっかり味わい、残さず食べること
それが、「命を頂く」ことではないでしょうか。
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テレビのバラエティ番組などで、
食べ物を粗末に扱ったりする場面が
今でも見られます。
その神経がわかりません。
そんな番組は、以後観ません。 私は。
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こないだ 「誰でも○○○」で
出演者の頭におでんの汁を掛けてましたが
もう飽きれるばかりです。 がっかりです。
テレビの世界とはそんなことがまかり通る
世界なんでしょうね。
以後その番組は見てませんよ。
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昔 母親が、食べ物を粗末に扱う
テレビ番組に対して文句を言ってましたが
気づかないうちに、俺も似てきたか。
小言爺さんの仲間入りですたい(笑)