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昨日と言い、
今朝と言い
充分な、しもネタ(本当のシモネタ?)で
ひんしゅくをかっています。
罪滅ぼしに、心洗われる良いお話を
紹介します。
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今日のお昼は、うどん食べました。
入り口の食券機でチケットを買います
ジャラジャラ出てきたお釣の硬貨が
なんか多い。
みると300円多いのです。
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先に買ったお客さんが取り忘れたのだろう。
「しめた・・・いただきっ!」と思ったけど
私tananobuは正直がとりえ(うそです)
お店のオネエサンに渡します。
そのやり取りを聞いていた、客のオジサンが
「その300円、おれのや」と申し出て
一件落着。
「お兄ちゃんありがと」と言われたが
たいしたことでも無い。
一度うなずき、うどん食べるのに集中する。
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と
食べ終わり店を出て行ったはずの
「お釣銭取り忘れオジサン」がまた入ってきた
手には2本の缶のお茶。
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コトンとその1本を俺の前に置く
もう1本は、お店のオネエサンに渡す
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俺:「これは?」
オネエサン:「このお茶は?」
オジサン:「さっきのお釣のお礼たい」
俺:「いいですよ、気持ちだけで充分ですよ」
オネエサン:「私は何にもしてないし、これいただけませんよ」
と、遠慮している二人に、オジサンはこう言う。
「いいやっ! このお兄ちゃんは、300円を黙っ
ポケットにいれておけば、300円の得したはず。」
「でも正直に申し出たので、300円の損。」
「そして100円のお茶をもらったので
差し引きで200円の損。」
「そうやろ? お兄ちゃん。」
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と、俺に向かいそういう
俺:「はぁ~」
イマイチ計算の根拠がわからんが、
オジサン流の計算ではそうなるのだろう。
続いて、オジサンはお店のオネエサンに向かいこう言う。
「このお兄ちゃんが、300円をあんたに渡して、俺がこの店にいなければ
忘れた人不明で、300円はこの店の儲け。」
「でも、俺が申し出て、この店は300円の損。」
「そして、お茶を1本もらって、差し引きで200円の損。」
「わかるかな?」
オネエサン:「はぁ~」
やはり、店のオネエサンも、イマイチ計算の根拠がわからない
みたいだ。 狐に包まれた顔とはこのことか。
「そして、俺は・・・」とオジサン
「俺は、もともとお釣を取り忘れて、300円の損。」
「でも正直なお兄ちゃんと、オネエサンのおかげで300円の得。」
「そして、お礼のお茶2本買ったので、差し引き200円の損。」
「結局、3人が揃って200円の損をしたってことバイ」
「これで丸くおさまったやろ。 ハッハッハ」
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別に丸くおさめる必要も無いとはおもうが、
かなり強引な理屈をしゃべるだけしゃべって
オジサンは高笑いと共に店を出て行った。
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俺:「 (。´-ω・)ン?」
オネエサン:「 (。´-ω・)ン?」
二人ともイマイチ理解できてない。
が、
まあお茶をもらったことだし
よしとするか。
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結構、おもしろかったしね。
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でも、こんなのによく似たお話
どこかで聞いたような気がする
私tananobuでした
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