12月23日の天皇誕生日、来月8日に初日を迎える初場所前の横砂審議会による稽古総見が、国技館で一般に無料公開されました。
何かと世間を騒がせた大相撲でしたが、7時30分に開場する国技館前には、7時前から参観者が長蛇の列を作っていました。新聞報道によれば、来場者数は2,831人で、今年3度開催した中で最多とのこと。
稽古総見の主役横綱審議委員は、土俵正面に陣取っています。
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勝った力士が相手を指名して行う申し合い。勝者が納得するまで同じ相手と稽古を繰り返します。
ぶつかりでは、上位力士の胸を借り、上位力士が終りを告げるまで胸を借り続けなければなりません。
西前頭3枚目の高安と東前頭14枚目に返り咲いた隆の山との申し合わせを正面土俵の角に立って観察している横綱・白鵬は、この場所で黙々と四股を踏み続けます。向正面土俵下には、申し合いをする力士が待機しています。稽古総見ならではの風景ですね。
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大鵬、千代の富士が現役の頃の相撲フアンである元気印でも、高見盛関が懐かしかった。でも、あの頃の元気は影を潜めてしまい、残念でした。土俵に上がると「たかみさかりィ~」と声援が飛び、贔屓の心意気を実感する一幕もありました。1勝1敗で稽古を終えたようでした。
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稽古時間の経過と共に上位陣が土俵の下に三々五々と集まってきます。
西の花道に稀勢の里が姿を現すと万雷の拍手で迎え、「きせのさとォ~」と贔屓筋の声援が国技館に響きわたり、稽古に熱気が帯び始めてきます。
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把瑠都、琴奨菊、琴欧州、鶴竜との13番申し合いでは、8勝5敗。仕上がり状態の良さを見せた稀勢の里でした。
土俵西に席を設けた相撲協会の親方衆の手前に大鵬親方の姿があります。上半身を前に押し出して土俵上の三役陣の申し合いを注視しているようでした。ビデオ撮りの際は、気付かなかったのですが、写真のトリミングをしていて発見したのです。
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「本場所を観たことのない元気印さんでも、稽古総見を初めて観てから、大相撲の見方が変わったようですね」
「・・・。1月8日の初場所初日が愉しみですよ。観音さま」
十両の申し合いでは、新十両13枚目の千代大瀧(ちよたいりゅう)の強さが際立っていました。
九重親方(横綱・千代の富士)に、「褒めるところがない。十両に上がって喜んでいる場合じゃない」と発破をかけられ、意識改革に取組んでいるのでしょう。師匠の期待に応える日も近いかも・・・。
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新小結・若荒雄(わかこうゆう)との申し合わせで2敗した横綱・白鵬は、自分が納得する相撲が取れるまで稽古相手に指名していました。
特に、前頭3枚目の高安とのぶつかりは、4分強にも及ぶ激しい稽古でした。
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胸を貸すから「かかってこい」。
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21歳の若者がふらふらになりながら横綱の胸を借りる姿勢には感服しました。稽古の終りを告げられ土俵下で呼吸を整える姿には、上位へ初挑戦する課題の克服に真正面から立ち向かっている覚悟が窺えます。初場所では応援します。。
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胸を借りた横綱・白鵬に水をつける高安。大相撲の世界では、礼節が遵守されています。
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白鵬は、東花道から入場しましたが、正面に控える横綱審議委員席の前まで進み、挨拶を終えてから四股を踏み始めます。
三役を担う関取は、全員審議委員席に挨拶をしてから稽古に入っていました。
「平成24年度初場所初日に本場所を観戦しますね。稽古総見では大相撲観戦のコツを掴んだようで・・・」
ボケ封じ観音さまも、本場所は観戦する気配です。
いずれにしても、稽古総見には本場所とは違った楽しみがありました。
何かと世間を騒がせた大相撲でしたが、7時30分に開場する国技館前には、7時前から参観者が長蛇の列を作っていました。新聞報道によれば、来場者数は2,831人で、今年3度開催した中で最多とのこと。
稽古総見の主役横綱審議委員は、土俵正面に陣取っています。
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勝った力士が相手を指名して行う申し合い。勝者が納得するまで同じ相手と稽古を繰り返します。
ぶつかりでは、上位力士の胸を借り、上位力士が終りを告げるまで胸を借り続けなければなりません。
西前頭3枚目の高安と東前頭14枚目に返り咲いた隆の山との申し合わせを正面土俵の角に立って観察している横綱・白鵬は、この場所で黙々と四股を踏み続けます。向正面土俵下には、申し合いをする力士が待機しています。稽古総見ならではの風景ですね。
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大鵬、千代の富士が現役の頃の相撲フアンである元気印でも、高見盛関が懐かしかった。でも、あの頃の元気は影を潜めてしまい、残念でした。土俵に上がると「たかみさかりィ~」と声援が飛び、贔屓の心意気を実感する一幕もありました。1勝1敗で稽古を終えたようでした。
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稽古時間の経過と共に上位陣が土俵の下に三々五々と集まってきます。
西の花道に稀勢の里が姿を現すと万雷の拍手で迎え、「きせのさとォ~」と贔屓筋の声援が国技館に響きわたり、稽古に熱気が帯び始めてきます。
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把瑠都、琴奨菊、琴欧州、鶴竜との13番申し合いでは、8勝5敗。仕上がり状態の良さを見せた稀勢の里でした。
土俵西に席を設けた相撲協会の親方衆の手前に大鵬親方の姿があります。上半身を前に押し出して土俵上の三役陣の申し合いを注視しているようでした。ビデオ撮りの際は、気付かなかったのですが、写真のトリミングをしていて発見したのです。
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「本場所を観たことのない元気印さんでも、稽古総見を初めて観てから、大相撲の見方が変わったようですね」
「・・・。1月8日の初場所初日が愉しみですよ。観音さま」
十両の申し合いでは、新十両13枚目の千代大瀧(ちよたいりゅう)の強さが際立っていました。
九重親方(横綱・千代の富士)に、「褒めるところがない。十両に上がって喜んでいる場合じゃない」と発破をかけられ、意識改革に取組んでいるのでしょう。師匠の期待に応える日も近いかも・・・。
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新小結・若荒雄(わかこうゆう)との申し合わせで2敗した横綱・白鵬は、自分が納得する相撲が取れるまで稽古相手に指名していました。
特に、前頭3枚目の高安とのぶつかりは、4分強にも及ぶ激しい稽古でした。
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胸を貸すから「かかってこい」。
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21歳の若者がふらふらになりながら横綱の胸を借りる姿勢には感服しました。稽古の終りを告げられ土俵下で呼吸を整える姿には、上位へ初挑戦する課題の克服に真正面から立ち向かっている覚悟が窺えます。初場所では応援します。。
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胸を借りた横綱・白鵬に水をつける高安。大相撲の世界では、礼節が遵守されています。
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白鵬は、東花道から入場しましたが、正面に控える横綱審議委員席の前まで進み、挨拶を終えてから四股を踏み始めます。
三役を担う関取は、全員審議委員席に挨拶をしてから稽古に入っていました。
「平成24年度初場所初日に本場所を観戦しますね。稽古総見では大相撲観戦のコツを掴んだようで・・・」
ボケ封じ観音さまも、本場所は観戦する気配です。
いずれにしても、稽古総見には本場所とは違った楽しみがありました。
日本の国技 相撲も 世界的ですね。
白鵬 強いですね