いきけんこう!

生き健康、意気兼行、粋健康、意気軒昂
などを当て字にしたいボケ封じ観音様と
元気印シニアとの対話。

花托から果托へ成長!!大満足の大賀ハス

2008-09-12 00:30:05 | 散策
ハスの花の寿命は4日間と言われます。
開花1日目の花弁(かべん・花びら)は「とっくり型」、2日目は「おわん型」に、3日目は「おわん型」から「さら型」に開き、満開状態になります。
そして、色あせした花弁は、一片(ひとひら)二片と散りはじめ、4日目を迎えます。

夜中の1時頃から咲き始める花びらは、早朝6時頃には完全に開き、閉じることなく散り始め、午後1時頃には一片もなくなり、花托(かたく)だけが残ります。

やがて、成長した花托は緑色(写真左)になり、茶褐色の果托(かたく:同真右)に成長し、蜂の巣状の穴の中にある実も、熟して黒色に変色します。
成熟したハスの実は蓮池に落ち、池の底で根茎(こんけい・蓮根)となり、再び、見学者を楽しませるハスの花を咲かせます。

「眼球を吊り上げたように見える花托の実には、殺気を感じるよ、観音さま」
「早く池に落ちなさい。熟した実を促す果托には、命を育んだ母親の満足感が満ちていません?」

9月11日、川村記念美術館のハス池で、午前11時過ぎに撮った写真です。
果托状態の大賀ハスに混じって、花托が観られます。
隣の睡蓮池には、白色のヒツジグサと仲良く並んで咲く紅色スイレン、淡黄色や淡紫色のスイレンも咲いていました。
7月12日に書いた牛蛙たちは影を潜め、果托林に変わった大賀ハスの葉には数匹しか見当たらず、朽ちた果托に羽を休める矢車トンボの姿に、初秋の気配が漂っていました。



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