シロガネヨシと呼ばれるパンパスグラスは、ブラジル、アルゼンチン、チリなどの草原が原産地で、パンパスは草原を意味しています。
♪♪
己(おれ)は河原の 枯れ芒(ススキ)
同じお前も かれ芒
どうせ二人は この世では
花の咲かない 枯れ芒
船頭小唄の一節です。
大正10(1921)年に野口雨情(のぐち・うじょう)が詞をつくり、中山晋平(なかやま・しんぺい)が曲を付けた歌謡曲です。
昭和32(1957)年に、森繁久弥(もりしげ・ひさや)が「雨情物語」の主題歌で歌っていますが、元気印は実際に見聞していません。
今日は、十五夜です。
しかし、我が家の月見は、家族が三々五々と満月を眺めて終わりでした。
浴衣姿で十五夜を見上げる家族の前に、ススキ、月見団子を供えて家族団欒をする楽しみがありました。
一昔前の風情になってしまうのでしょうか。
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昭和が平成に替わった頃から、夫婦、家族であっても「ゴーイング・マイウエイ」。
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夫々が自分の好きな道を選ぶ社会風潮が強まり、その反動として、夫婦や家族の絆、地域住民を束ねるキャッチフレーズとして「地域の絆を大事にしよう」が登場しています。
白銀色の花穂を付けているパンパスグラスには、河原の枯れススキの心情はありません。
草原に生息するパンパスグラスは、カラッとしています。
利根川に根を張るススキとの違いでしょうか。
♪♪
死ぬも生きるも ねえお前
水の流れに 何変(かわ)ろ
己もお前も 利根川の
船の船頭で 暮らそうよ
「薄い雲に隠れた十五夜の月。そして、パンパスグラスを飾った月見でした。でも、心は利根川のススキでしたね」
「ボケ封じ観音さま、薄雲を千の風で吹き飛ばしてよ。夜空に耀く満月浴に浸りたい、野口雨情の歌心を取り戻したい」
ボケ封じ観音さまに愚痴をこぼした、戊子(つちのえね)の十五夜でした。
※ 写真は、川村記念美術館前に植栽してあるパンパスグラス。9月14日撮影。
♪♪
己(おれ)は河原の 枯れ芒(ススキ)
同じお前も かれ芒
どうせ二人は この世では
花の咲かない 枯れ芒
船頭小唄の一節です。
大正10(1921)年に野口雨情(のぐち・うじょう)が詞をつくり、中山晋平(なかやま・しんぺい)が曲を付けた歌謡曲です。
昭和32(1957)年に、森繁久弥(もりしげ・ひさや)が「雨情物語」の主題歌で歌っていますが、元気印は実際に見聞していません。
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今日は、十五夜です。
しかし、我が家の月見は、家族が三々五々と満月を眺めて終わりでした。
浴衣姿で十五夜を見上げる家族の前に、ススキ、月見団子を供えて家族団欒をする楽しみがありました。
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一昔前の風情になってしまうのでしょうか。
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昭和が平成に替わった頃から、夫婦、家族であっても「ゴーイング・マイウエイ」。
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夫々が自分の好きな道を選ぶ社会風潮が強まり、その反動として、夫婦や家族の絆、地域住民を束ねるキャッチフレーズとして「地域の絆を大事にしよう」が登場しています。
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白銀色の花穂を付けているパンパスグラスには、河原の枯れススキの心情はありません。
草原に生息するパンパスグラスは、カラッとしています。
利根川に根を張るススキとの違いでしょうか。
♪♪
死ぬも生きるも ねえお前
水の流れに 何変(かわ)ろ
己もお前も 利根川の
船の船頭で 暮らそうよ
「薄い雲に隠れた十五夜の月。そして、パンパスグラスを飾った月見でした。でも、心は利根川のススキでしたね」
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「ボケ封じ観音さま、薄雲を千の風で吹き飛ばしてよ。夜空に耀く満月浴に浸りたい、野口雨情の歌心を取り戻したい」
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ボケ封じ観音さまに愚痴をこぼした、戊子(つちのえね)の十五夜でした。
※ 写真は、川村記念美術館前に植栽してあるパンパスグラス。9月14日撮影。
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