言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

母の名言

2020-05-17 06:17:00 | 日記
先日、同い年の友人とリモート飲み会を行いました。
すると友人から
「お前、老けたなあ〜顔のシワ増えたよな」と言われました。
画面越しですが友人と顔を合わせるのは2年ぶりです。
老けたと言われて私はショックは受けませんでした。
母の言葉を思い出したからです。

『男は老けて見られた方が良いんよ。地に足付けて頑張ってる証拠やから』

これはいつどんな状況で言っていたかは忘れましたが、何となく心に残っていました。
今、この言葉を考えると、科学的根拠もない、母の考えにすぎない物だと理解します。
しかし、何故か納得して信じてしまいます。
母親という人物像(我慢強く、苦労した人)
自分の土台となる自我を形成する時期を支えてくれた人が言ったからでしょうか。

今回はタイトルに名言と付けましたが、名言を期待してしまった方がいたらすみません。私にとっての名言でした。

母の言葉は他にも私を支えてくれました。

『辛い時はまずお腹をいっぱいにしなさい』
『二十歳を過ぎたら全て自分の責任と考えなさい。何事も人のせいにしてはいけない』

私も子どもの父親です。
子どもに影響していると自覚して、言葉でも背中でも老けた顔でも何かしらで子どもが成長した後も支えになるものを伝えられれば良いと思います。