私は雨男です。
正確に言うと、妻と結婚するまでは。
どのくらい雨男かと言うと、小学校、中学校、高校すべての修学旅行が大雨。専門学校時代タイに旅行した時はマウイ島の滞在期間5日間、雨季が早まり全て雨などなど。
妻は結婚してから私の雨男が治ったから晴女と自負しています。
よく考えると、私には小学校、中学校、高校が同じ友人がいます。タイへの旅行も友人と行きました。友人達も雨男と思っているのでしょうか。
妻と結婚してからも楽しみにしていたキャンプが雨で中止となった事もありました。
天気は私だけでなくその地域にいた人、全員で共有しているはずです。それなのに、なぜ雨男と晴男に分かれるのでしょうか。
よくよく考えると、物事をポジティブに捉えるタイプの人が晴男・女、ネガティブに捉える人が雨男・女と言っている事がわかります。
大雨の修学旅行でも楽しかったと捉えてる人と雨で楽しみが減ったと捉えてる人の違いです。
つまり、どんな状況でも楽しかったと記憶する人と状況のせいにして楽しみが減ったと記憶する人の違いです。
記憶は感情を伴う記憶が短期記憶に残りやすく、よく使う記憶が長期記憶に残りやすいといわれています。
物事をポジティブに捉え、ポジティブな感情とセットで短期記憶に残し、ポジティブな感情とセットでよく使い長期記憶に残す事ができれば長期記憶はポジティブな物ばかりになります。
長期記憶=過去の自分です。
そして、長期記憶は変える事ができます。つまり、記憶を使う時にセットになっていたネガティブな感情をポジティブな感情に変えると記憶自体もポジティブに変わっていきます。
雨で残念だった修学旅行も思い出す時に部屋で一日中トランプをした楽しかった思い出とセットで思い出すと修学旅行の記憶もポジティブな記憶へと変わっていきます。
極端に言えば、いじめられていた記憶もなかば強引にでもポジティブな感情とセットで思い出すとポジティブな記憶になっていきます。
起こった出来事は変わりません。でも、その出来事をどう捉えるかで人生が変わります。
ニュースキャスターは天気予報を伝える時に大雨になる予報でも「今日は悪い天気になるでしょう」とは決して言ってはいけないそうです。雨を悪いと捉えない人もいるからです。
私は冒頭で雨男と言いましたが、もう卒業しました。
今日は雨。楽しい一日になるに決まってます(^_^)