言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

案ずるよりも産むが易し

2020-10-08 07:02:00 | 伝えたいこと
自転車で通勤していると(行き帰り同じ道)

不思議なもので、

行きは、帰りの方が上り坂が多く大変だろうと気を案じてしまいます。

しかし、帰りになると、上り坂は気にならず、むしろ、行きの方が上り坂があったように感じます。

“案ずるよりも産むが易し”

私の好きな言葉です。

この言葉の欠点は

例えに出産を使用している所です。

私は長女が生まれる時、出産に立ち合いました。

“産むが易し”なんて絶対に言えません。

次女の時も立ち合う予定でしたが、

胎盤の早期剥離が起こり、緊急で帝王切開になりました。

急がないと赤ちゃんの命の危険があるので

麻酔が効く前に開腹する必要があり

妻の悶える叫び声は今でも心に残っています。

妻と次女を同時に失う危険がありました。

“案ずるよりも難し” でした。

出産を経験された女性はどう思うかわかりませんが、

出産に関しては“案ずるよりも産むが易し”ではないように思います。

大抵のことは“案ずるよりも産むが易し”

不安な事も行ってみたら乗り越えられる

考えるよりも行動してみる

私が好きな考え方です。

また、3回も命をかけて出産してくれた妻には感謝しかありません😊