言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

嬉しい電話

2020-10-13 06:07:00 | 日記
私と妻は病院に入職した時の同期です。

私は病院を退職して7年が経ちます。

妻はまだ病院で勤めています。

昨日、仕事が終わり帰宅すると

妻から〇〇さんから病院に電話があったよ。〇〇さん覚えてる?と言われました。

私は名前を聞いただけでは思い出せません。

詳しく話を聞いていると、病院で勤めていた時に担当させていただいていた、小児のお父さんでした。

同時、8歳位で発達障害でした。

その子が進路が決まって、私のことを思い出して、お礼の電話をかけてきてくれたのでした。

当然、妻と名字は同じで、同じリハビリ科なので、受付の人は妻につなげたわけです。

私は嬉しい感情と時間の経過の早さに唖然となりました。

とても、かわいくて素直な子でした。

私の住んでいる地域は言語聴覚士が発達障害のフォローに入れるのが、就学前までがほとんどです。

それだけ、発達障害と診断がつく子どもが多いのです。

しかし、小学生になってからも勉強や先生を含む人間関係て悩むことが多いので、医療機関もフォローが必要です。

その子は普通の小学校に進み、中学校から養護学校へ行きました。

そこで私のフォローは終わりました。

ある意味理想的だと思います。

当時は勉強を一緒にやったり、友人に何でもあげてしまい困る(姉のゲーム機などを友人にあげてしまう。取られていた?)に対して親御さんと一緒に対応策を考えたりしていました。

何ができるか悩みながら私も懸命でした。

そのお父さんからお礼の電話があったのは
本当に嬉しく、少し救われた気持ちになります。

そう言えば当時、担当している子どもが成人したら一緒に飲みに行き、その子に奢ってもらいたいと言っていました。

もう少し大きくなって、居酒屋で出会ったら一緒に飲みたいです😊

本人は覚えてないかな。