光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東京国立博物館(2013.1.2、1.13) 中国の青銅器

2013年02月13日 | アート 古代

トーハク東洋館リニューアルオープンの紹介続編です。  

今回のリニューアルで展示方法の素晴らしさに驚いたのが、3Fの中国の青銅器のコーナです。

作品も素晴らしいのですが、展示のガラスケースが素晴らしい。  ガラスがあることはわかるのですが、透き通って反射がない!

 

白い展示台の周りを囲むガラスは、ガラスのつなぎ目のところの線がわかる程度で、ガラスの存在を感じさせません。   

ドイツに特注したガラスのようで、こうした技術は日本ではまだなのが残念。

 

下の写真は1月13日に撮ったもので、右側にある揺銭樹のガラスケースを中心にしています。

 

位置関係はこんな感じです。

 

以前、表慶館で見た時の「揺銭樹」にくらべ、展示方法の違いでぐっと引き立って見えます。

 

この写真も1月13日に撮ったものですが、写真を見て気が付いたのですが、天井部にミラーがある!

作品を上からの視線で見る工夫でしょうが、会場内では気が付かなかった。 

 

展示ケースの横端から見ると、ガラス内面への反射が顕著に見えます。

 

さて、作品の中でも目玉となる、饕餮文瓿を紹介しておきましょう。 

これも表慶館で以前撮りましたが、背景のある以前の写真のほうが気に入っています。


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