光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東京国立博物館(2012.7.28)  土器 埴輪 鬼瓦

2012年08月25日 | アート 古代

トーハクの古代美術品です。

この火炎土器はかなり前に紹介したと思うのですが、再度採り上げます。
この装飾は岡本太郎のようなエネルギッシュな魅力があります。    縄文人にもこんな作品をつくる感性の人がいたのだと感心します。

中心部分を拡大。

 

こちらの土器は、まとまったバランスのよさを感じます。

 

この埴輪は初めてでしたが、表情、短甲の質感やボリューム感など素晴らしい。

 

埴輪の人の表情はいつ見ても感心するのですが、くり抜いただけの目と口が、深い感慨を呼び覚まします。

 

腕がなくなっているのが、ミロのビーナスのようで、かえってスッキリしているのかも知れない。

 

この作品は平成館1Fの武人の埴輪で、以前にも紹介しました。 今回は横、後ろからも撮って見ました。

 

 

 

 

甲や兜の黒い汚れのようなものは、ひょっとすると、塗っていたのかも。  だとすると、美しい文様が想像できます。
解説がないのでわかりませんが、そうであってほしい。

 

統一新羅時代の瓦とありますので、お隣韓国での出土品。  この作品の文様やデザインは日本のものとは、ちょっと違って、繊細さを感じます。


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