ラグーザ「日本の婦人像」は2013年10月19日トーハクで撮影、萩原守衛「女」は2013年11月16日東京近代美術館で撮影。
両作品とも、過去に何度も紹介していますが、今回は顔のアップをメインに紹介します。
「日本の婦人像」のモデルは、後にラグーザの妻となった清原 玉さん。
少し恥じらいだ表情ながらも、芯の強さを感じる。 驚いたのは、顔の肌を拡大すると、リアルな人間の皮膚のよう!
目もと、くちびるが堪まらなく色っぽい。
萩原守衛の「女」は、トーハクでも以前、展示があり、360度回って撮った記事もあります。
今回の撮影の顔のアップですが、写真をながめていると、女性の左目から涙がこぼれているように見えます。
心のモデルであった相馬黒光の件を、2010年6月28日の記事で紹介していますが、ラグーザの彫刻の明快さとは対極をなす、悲しみの情念を感じます。
この彫刻では肢体も重要なポイントですが、この写真ではそこを伝えられていません。すみません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます