近代美術館は、4階から始まり、2階まで時代順にフロアを下っていく構成になっています。
4F
I-1 明治・大正期の美術 文展開設前後
I-2 明治・大正期の美術 大正のヒューマニズム
II-1 昭和戦前期の美術 都市のなかの芸術家
3F
II-2 昭和戦前期の美術 日本画・洋画の成熟
III 戦時と「戦後」の美術
IV 1950-60年代の美術
2F
V 現代美術-1970年代以降
それでは昨日までに紹介した作品は除いて、4階の作品から印象に残ったものを紹介します。
朝倉 文夫の最高傑作といわれる「墓守」。 27歳のときの作品ですが東洋のロダンといわれるのもうなづけます。
遠くから見たとき、不気味な感じがした作品です。 強烈な個性を感じました。
村山 槐多は肺結核を患っていたなか、スペイン風邪をひき、寝込んでいたが、夜中、寒いみぞれ混じりの嵐のなか家を飛び出し、畑の中で倒れているのが発見され、死んでしまった。 弱冠22歳。
これもまた、不思議な顔だけの絵。 ヤウレンスキーの後年はこうした頭部だけの作品が多い。
レジェの作品 黒と暖色系の色彩で商業デザイン的な構成が面白い。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます