光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東京国立近代美術館(2012.3.3) 向井潤吉、古賀春江、小絲 源太郎、藤田嗣治

2012年03月12日 | アート 西洋画

向井潤吉の「ダリア」
近代美術館のダリアの企画展の一品で、前々回、紹介した川瀬巴水のダリアもそのひとつです。
潤吉が18歳の頃の作品、初めて二科展に入選したときの絵でしょうか。
この絵は、構図や色使いは平凡なのですが、油絵具が盛り上がって光っているのが目にとまりました。
また、花瓶が男の顔で花冠と赤いマントをまとった男のようにも見えました。

晩年は、日本の古民家とその周囲の風景をライフワークにした潤吉でした。



 


古賀春江の「ダリアなど」
春江の代表作「海」も展示されていましたが、今回はダリアの企画ものを紹介します。
水彩のタッチなど、軽快でいいですね。




 


小絲 源太郎の「惜春賦」
色彩がよかったのですが、惜春賦のタイトルは合っていそうで、ちょっとかな。


 


 藤田嗣治 「パリ風景」
藤田嗣治は好みの画家ではないのですが、風景にも彼の個性がでているのは間違いない。


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