山居倉庫を後にして、酒田港(旧港)に向かいます。
港橋の袂から撮影。 手前の旧港には、漁船が何隻か見えます。
漁船の上は漁火の集魚灯がずらり。 イカ釣り舟かな。
鯉のぼりがクレーンに。 そうか端午の節句ももうすぐだ。
酒田海鮮市場のビルに掲げてあった鳥観図。 鳥海山の溶岩や噴出物の地形がよくわかります。
後で分かったのですが、海岸線から内陸にかけて1~2kmは、砂丘とのこと。 防風林や防砂林が続いているのはそのためだ。
しばらく歩いて、日和山公園に着きました。 木製の六角灯台が桜越しに見えます。 4月18日酒田の桜は満開でした。
公園内で、花見を楽しむ親子連れ。
芭蕉の句碑があります。
すぐ近くに、文学の散歩道の案内板があり、多くの文人が訪れていることが分かります。
公園の案内図は結構詳しくて、全部見たいのですが、時間がないので、千石船と展望広場に行くことにしました。
千石船の1/2スケールの模型。 意外と小さい。
最上川が文学に現れた、最初の和歌の碑。 ”もがみがわ のぼればくだる いなふねの いなにはあらず このつきばかり”
男女の恋の語らいがうたわれています。 男の求愛に対して、いやではないけど、今月だけは待って欲しい・・・ウーン。
そして最上川は、千年以上の昔から、米の舟運が盛んだったことが分かります。
展望台です。
六角灯台の方向。 最上川の河口に向いています。 風力発電の風車が多いですね。
説明付きのパノラマ。 晴れていれば、出羽三山も見えますね、振り向けば鳥海山も。
北西方向。 冬はこの方向からの風が厳しいようです。
日和山公園を降りて、かって料亭や茶屋で賑わった通りを歩きます。
通りに、古い木造建築を見つけて撮影。
名前は山王くらぶとなっていて、由緒ありそうでしたが、事前勉強してなかったのでよくわからず通り過ぎたのですが
後で観光ガイドブック”さかたさんぽ”を見るとこんな説明が。 寄ればよかったと地団駄。
もう少し進むと、石畳の道と遭遇。 道の左側奥には、神社の鳥居が見えます。日和山公園の麓にある下日枝神社で、酒田の町割りの基点になるとか。
右側を見るとまた木造の料亭っぽい家屋が見えます。
手前の方の木造建築家屋がこちら、料亭「香梅咲」 道を歩いていた3人の男性はこちらに入りました。
隣が、「相馬楼」。こちらは舞娘(妓ではない)の演舞が見られるが、この日は水曜日で定休日だった。
酒田市資料館に展示していた相馬楼の説明。
こちらは、山形県酒田市観光ガイドブック”さかたさんぽ”に載っている相馬楼の舞娘さん。
こちらは、翌日、酒田駅の構内で撮ったJR東日本ノポスター。
酒田甚句をうたっているのでしょうか、甚句の歌詞に”ほんまに酒田はよい港 繁盛じゃおまへんか。”
とあります、確かに上方ことばだ。
これも後で知ったのですが、市内を巡るのに便利な無料の観光自転車があります。
酒田は気に入ったので、次に来るときは、自転車を使うことにしよう。 ちなみに、この日は約1万4千歩、歩きました。
次は本間美術館に向かいます。
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