光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

軽井沢そして東北,アート巡り #4 酒田市 旧港、日和山公園、山王くらぶ、相馬楼

2018年06月10日 | 小旅行

山居倉庫を後にして、酒田港(旧港)に向かいます。

 

 

 

 

港橋の袂から撮影。 手前の旧港には、漁船が何隻か見えます。

 

 

 

漁船の上は漁火の集魚灯がずらり。 イカ釣り舟かな。

 

 

 

 

鯉のぼりがクレーンに。  そうか端午の節句ももうすぐだ。

 

 

 

 

酒田海鮮市場のビルに掲げてあった鳥観図。  鳥海山の溶岩や噴出物の地形がよくわかります。

後で分かったのですが、海岸線から内陸にかけて1~2kmは、砂丘とのこと。 防風林や防砂林が続いているのはそのためだ。

 

 

 

 

しばらく歩いて、日和山公園に着きました。 木製の六角灯台が桜越しに見えます。 4月18日酒田の桜は満開でした。

 

 

 

 

 公園内で、花見を楽しむ親子連れ。

 

 

 

 

芭蕉の句碑があります。

 

 

 

 

すぐ近くに、文学の散歩道の案内板があり、多くの文人が訪れていることが分かります。

 

 

 

 

 

公園の案内図は結構詳しくて、全部見たいのですが、時間がないので、千石船と展望広場に行くことにしました。

 

 

 

 

千石船の1/2スケールの模型。 意外と小さい。

 

 

 

 

最上川が文学に現れた、最初の和歌の碑。 ”もがみがわ のぼればくだる いなふねの いなにはあらず このつきばかり”

男女の恋の語らいがうたわれています。 男の求愛に対して、いやではないけど、今月だけは待って欲しい・・・ウーン。

そして最上川は、千年以上の昔から、米の舟運が盛んだったことが分かります。

 

 

 

 

展望台です。

 

 

 

六角灯台の方向。  最上川の河口に向いています。 風力発電の風車が多いですね。

 

 

 

 

説明付きのパノラマ。 晴れていれば、出羽三山も見えますね、振り向けば鳥海山も。

 

 

 

 

北西方向。 冬はこの方向からの風が厳しいようです。

 

 

 

 日和山公園を降りて、かって料亭や茶屋で賑わった通りを歩きます。

通りに、古い木造建築を見つけて撮影。 

 

名前は山王くらぶとなっていて、由緒ありそうでしたが、事前勉強してなかったのでよくわからず通り過ぎたのですが

後で観光ガイドブック”さかたさんぽ”を見るとこんな説明が。  寄ればよかったと地団駄。

 

 



もう少し進むと、石畳の道と遭遇。 道の左側奥には、神社の鳥居が見えます。日和山公園の麓にある下日枝神社で、酒田の町割りの基点になるとか。



 


右側を見るとまた木造の料亭っぽい家屋が見えます。 

 

 




手前の方の木造建築家屋がこちら、料亭「香梅咲」 道を歩いていた3人の男性はこちらに入りました。




隣が、「相馬楼」。こちらは舞娘(妓ではない)の演舞が見られるが、この日は水曜日で定休日だった。



酒田市資料館に展示していた相馬楼の説明。



こちらは、山形県酒田市観光ガイドブック”さかたさんぽ”に載っている相馬楼の舞娘さん。




こちらは、翌日、酒田駅の構内で撮ったJR東日本ノポスター。

酒田甚句をうたっているのでしょうか、甚句の歌詞に”ほんまに酒田はよい港 繁盛じゃおまへんか。”

とあります、確かに上方ことばだ。




これも後で知ったのですが、市内を巡るのに便利な無料の観光自転車があります。

酒田は気に入ったので、次に来るときは、自転車を使うことにしよう。 ちなみに、この日は約1万4千歩、歩きました。


次は本間美術館に向かいます。


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