もようというテーマは、広いため、作品の展示数も、いつになく多い感じです。
一本松がこんな模様に。 踊っているように見えます。
芹沢介 1895-1964
木綿地型絵染のれん 一本松
1966 綿、型染
亀甲や散らしは、日本の模様の王道ですね。
トンボの模様がすっきりとリズミックです。
蟻を擬人化して、秋の風情を出しています。 もようか?といわれるとはて?となります。
魚文ですが、シンプルで何とも言えない味があり、好きな作品です。
鷺の絵に目を奪われますが、羽毛の舞い飛ぶもようもいい。
羽をもようにするのは、大変ですね。 この作品は、ライトな浮遊感を出しています。
やはり、外国の作家だなと感じます。
色がきれいなこと、細かい表面処理をしているせいか微妙なマチエールが楽しめます。
大地をイメージしたものでしょうか。でも組合せ曼荼羅のような配置が、雑然とした印象に。
奥のグループは、学芸員のガイドツアーです。
漁網も面白い模様に。
雪のイメージがいまいちなのですが、これを颯爽と夏に着こなす女性を見てみたいもの。
芹沢介氏の作品は、民芸調の趣があります。
先に紹介した外国人のガラス作品と、色調は似ていますが、もようは全く違う。
二階の休憩コーナで。
工芸館をたっぷりとみて、時間は午後2時40分。 これから、銀座の資生堂ギャラリーに向かいました。
工芸館をでて数分、街路樹の苔模様に、自然の模様の美しさを感じます。
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