光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東京国立近代美術館(2014.6.28)工芸館「もようわくわく」 #2

2014年07月20日 | アート 各分野

もようというテーマは、広いため、作品の展示数も、いつになく多い感じです。

 

 

一本松がこんな模様に。 踊っているように見えます。

芹沢介   1895-1964
木綿地型絵染のれん 一本松
1966  綿、型染

 

 

 

亀甲や散らしは、日本の模様の王道ですね。

 

 

トンボの模様がすっきりとリズミックです。

 

 

蟻を擬人化して、秋の風情を出しています。  もようか?といわれるとはて?となります。

 

 

魚文ですが、シンプルで何とも言えない味があり、好きな作品です。

 

 

鷺の絵に目を奪われますが、羽毛の舞い飛ぶもようもいい。

 

 

羽をもようにするのは、大変ですね。  この作品は、ライトな浮遊感を出しています。

 

 

 

 

 

やはり、外国の作家だなと感じます。

 

 

 

色がきれいなこと、細かい表面処理をしているせいか微妙なマチエールが楽しめます。

 

 

大地をイメージしたものでしょうか。でも組合せ曼荼羅のような配置が、雑然とした印象に。

 

 

 

 

 

奥のグループは、学芸員のガイドツアーです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

漁網も面白い模様に。

 

 

 

 

 

 

 

雪のイメージがいまいちなのですが、これを颯爽と夏に着こなす女性を見てみたいもの。

 

 

 

芹沢介氏の作品は、民芸調の趣があります。

 

 

 

 

 

 

先に紹介した外国人のガラス作品と、色調は似ていますが、もようは全く違う。

 

 

二階の休憩コーナで。

 

工芸館をたっぷりとみて、時間は午後2時40分。 これから、銀座の資生堂ギャラリーに向かいました。

 

 

工芸館をでて数分、街路樹の苔模様に、自然の模様の美しさを感じます。


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