光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

伊万里、鍋島、唐津、織部 東京国立博物館(2015.6.20)

2015年08月28日 | アート 陶磁器

6月20日に行った東京国立博物館の陶磁器です。

伊万里焼・・・秀吉の朝鮮出兵(1592-1598)時に、朝鮮から渡来した陶工が開いたもの。

初期伊万里と呼ばれるものは、1610~1630年頃に制作された磁器をいうとか。 

このブログの古い記事でも採りあげていました。

風雅なデザインです。

 

 

 

 

 1670年代に「濁手」(にごしで)と呼ばれる乳白色の素地が作られるようになり
この濁手の素地に色絵で絵画的な文様を表したものを「柿右衛門様式」と呼んでいる。

ヨーロッパの貴族に人気だった。

 

 

 

 柿右衛門様式はきれいだとは思いますが、それ以上の感慨はわかない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 1640年代に鍋島藩が藩窯による制作を開始。

 

 

 

 

 唐津は、九州の唐津で焼いた陶器と思っていたのですが、肥前の国の広範囲な窯で

焼かれたものなんですね。  朝鮮唐津は朝鮮の陶工から伝わった黒釉と白釉をかけたスタイルを

いうのだとか。  味があります。

 

 

 

 

 

 

 

 毛色が替って織部です。  好みではないのですが載せました。

 

 

 

 日本の茶人からの注文でつくられた朝鮮陶器。 いろんな由緒があるのですね。

 

 

 

 祥瑞って、ごちゃごちゃ描きこまれていて、見る気もしない・・・ってならない、なにかポップアートの感覚がある。

 

 

 

 トーハクでは何回も見ている花入れで、そんなに感慨はなく見ているのですが、重文の重みでしょうか

写真を撮ってしまいます。

  


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