光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東京国立近代美術館(2014.12.7)工芸館 「名品展」から

2014年12月14日 | アート 各分野

東京国立近代美術館 工芸館の所蔵作品展 近代工芸案内 - 名品選による日本の美から、

前回,人形作品を紹介したので、それ 以外で気に入ったものを。

堆朱という名前も、彫りと漆の技法からきており、リズミカルな立体感が面白い。

 

 

 

ほおずきの形と朱色が美しい。 

 

 

 

民芸調の各作品、使ってみたい気がします。

 

注 右端のキャプション「花鳥図壺」は写真には写っていません。

 

 

 陶器と磁器の中間的なものをせっ器というのは初めて知りましたが、備前焼にしろ結構、この範疇のものは多い。

これは、古風な形と、幾何学的な文様の組み合わせが面白い。

 

 

 

 一瞬、漆塗りの箱かと思いました。 光悦のタイトルをつけていて、雰囲気はなんとなく感じます。

 

 

 

 現代的なデザインですね。

 

部分拡大

 

 

 漆絵というのでしょうか。 油絵ではだせない色合い。

 

 

 

 

力強いデザインです。

   

 

 

しっとりした美しさを感じます。

 

 

 

 単純なデザインながら、深い味わいがあります。

 

 

 

 大きな丸皿の部分。   会場では、この皿を福田巌氏が撮影した写真も展示されていました。

 

 

 備前の印象は、土を焼き締めた素朴な印象しかなかったのですが、素朴な印象は残しながらも現代デザインを感じさせる作品。

 

 

 

 難しい技法を使っていると思うのですが、それを表面に出さずに、すっきりとしたデザインにまとめています。

  


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