光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東京都庭園美術館 「皇帝の愛したガラス」展 その9 ヨーロッパ諸国の華麗なる競演

2011年07月24日 | アート ガラス

展示会でも人気を集めたシャンデリアと燭台。  実は、それぞれ製作年代が違い、一体のものではない・・・一緒に並べるのはおかしいのでは、と貸し出し元のエルミタージュ美術館が指摘したらしいのですが・・・でも、全体としてアンサンブルが調和しています。
製作年代が新しいのは、シャンデリアと壁掛け照明器具。  1903年作で、パリ、ウージェーヌ・ソローの作品。
2階のホールに置かれているのですが、いい雰囲気です。



中央の燭台は西ヨーロッパで18世紀後半の作品。
円形盆と3枚の盛り皿のついた菓子器(4個)は、パリ、P.F.トミールの作品で19世紀前半の作品。
壁にかかっている鏡はフランスで19世紀後半の作品。



 これも別々の製造年代の作品ですが、ペアといってもおかしくない。



優美な作品です。  赤ワインが入っていると、また微妙な色合いが出るでしょう。



風格を感じるグラスです。
  

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